みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、中等度から精力的な身体活動の日内パターンと
肥満についての論文を引用していこうと思います。
論文
適度で活発な身体活動(MVPA)は肥満を予防する。
しかし、体重管理のためにMVPAを行う最適な時間帯については議論がある。
本研究は、MVPAの日内パターンがMVPAと肥満の関連に及ぼす
影響を調査することを目的とする。
参加者5285名を横断的に分析した。
客観的に測定されたMVPAの日内パターンは、
K平均クラスタリング分析により、
朝(n = 642)、昼(n = 2456)、夜(n = 2187)の3つのクラスターに分類された。
MVPAレベルおよび日内パターンと肥満との関連を検証した。
結果として、朝型群ではMVPAと肥満との間に
強い直線的関連が認められたが、昼型群および夕型群では
それぞれMVPAと肥満との間に弱い曲線的関連が認められた。
身体活動ガイドラインを満たした人のうち、
BMIの調整平均値は25.9、27.6、27.2kg/m2、
ウエスト周囲径は91.5cm、95.8cm、95.0cmであった。
結論として、MVPAの日内パターンは、
MVPAと肥満の関連に影響を及ぼす。
体重管理における朝のMVPAの有望な役割は、
さらなる調査が必要である。
まとめ
相関関係や傾向を知ることは出来ても
因果関係としては難しさがありますね。
そもそも運動を朝のしんどい時間に行える人は
結構限られると思いますけどね。
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