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2023.11.25

一日一食ダイエットの欠点

こんにちはTOMOAKIです。
ダイエットにおいて重要なのは
適切な1日のエネルギー収支と栄養バランスです。
そんな話をするとパーソナルやオンラインコーチングの
クライアントさんから聞かれる質問で
「一日のエネルギー摂取量が同じであれば、
一日一食でも問題ないのか?」
というものがあります。

一見、合理的に思えるこのアプローチですが、
実際の健康への影響はどうなのでしょうか?

この記事では、1日1食ダイエットの欠点について解説します。

一日一食ダイエットの欠点

栄養不足のリスク

1日1食だけでは、必要な栄養素を
十分に摂取することは難しい
ように思います。

例えば女性のダイエットで1日に1500kcal
そのうちたんぱく質を70g欲しいとします。

果たして1食でそんな量食べることができますか?
多くの人にとっては難しいと思います。
実際これまでのクライアントさんで1日1食では
1日の摂取エネルギー量が700kcalとかしかいかず
圧倒的に摂取エネルギー量が不足していた事例がありました。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27086196/

またこちらの研究では
一度に摂取するタンパク質の量がある程度を超えると、
その利用効率が低下する
可能性を示唆しています。

1日1回で70gとかのたんぱく質を摂取しても
筋肉にとって効率的ではありません。

代謝への影響

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17413096/

こちらの研究によると、1日1食を取ることは
血圧やコレステロールレベルの上昇につながる可能性があります。

食事回数と脂肪リスク

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35964910/

こちらの研究では、1日1食の食事パターンが
全原因死亡率と心血管疾患の死亡率の
増加と関連
していることが示されています。

食事パターンの重要性

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30925707/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35087416/

一日一食による食事パターンは、
疾患リスクの増加と関連しているという研究結果もあります。
これは、食事のタイミングや頻度が健康に重要であることを示唆しています。

まとめ

一日一食ダイエットは、
短期的な体重減少をもたらすかもしれませんが、
健康リスクの増加、代謝と身体組成への悪影響の可能性を
考慮する必要があります。

これらの点から、一日一食ダイエットは
長期的な健康維持のための
最適な選択ではないと言えます。

バランスの取れた無理のない食事の頻度、
3食とか3食プラス間食1回とか
そんな感じで進めていくと良いと思います。

間食については先日のブログにて。

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TOMOAKI

パーソナルトレーナーでFLEXER COACHINGのメインコーチ。ブログでは主にオンラインコーチング上で得た知見のシェアや減量(ダイエット)、筋肥大に関する記事を執筆しています。

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