摂取エネルギー量を増やして減量が進んだ事例

こんにちはTOMOAKIです。
先日の記事に引き続き
今回もオンラインコーチング減量がうまく進んだ
事例
の紹介をしていきます。

ケース3:摂取量を上げた途端に、、、

こちらのクライアントさんは筋トレ歴が1年半で
今回フィジーク初出場の方です。

コンテスト1ヵ月前になり、
体重の停滞に悩みコーチングを受講されました。
本人曰く申し込み時の体脂肪率が9%前後と
コンテスト1ヶ月前にしては若干絞りが
間に合ってない感じがする
とのことで、
短い期間ではありましたが、
コーチングを開始しました。

これまでの減量について伺ったところ、
初月は2600~2400kcalで減量を開始しており、
翌月2200~2000kcal、
そして3ヶ月目には2000~1700kcalと摂取量を
段階的に落としながら減量を進めておられました。

そしてテスト1ヵ月前となり、
現在の摂取エネルギー量は1200~1300kcal
P145g, F25g, C100g前後と基礎代謝を下回る
摂取エネルギー量
になっていました。

本人も基礎代謝を下回っているのは、
承知の上で焦りもありこの設定にしていたとのことです。

しかしエネルギー収支の赤字が大きすぎると
強烈な筋肉以下作用の条件となったり
ホルモン分泌への悪影響などかなり厄介で
停滞することが多いです。
実際に体重がこの1ヶ月停滞していたとのことです。

そこで今回のクライアントさんの場合は
日常生活やトレーニング時間などを踏まえて
大会まで1ヶ月ですが摂取量を上げていただきました。

300kcalほど摂取量を上げて
基礎代謝を上回るよう設定しました。
細かいPFCバランスは今回は省略します。
摂取量を上げた分、
わずかに有酸素運動量を増やして
取り組んでいただきました。

すると最初の数日は一時的に体重が増加しましたが
その後するすると体重が落ちていき
63.9kgスタートが31日目には59.4kgまで落ちました。

ケース4:低脂質低糖質で停滞&体調不良だった方が、、、

こちらのクライアントさんは
女性で初めての大会出場に向けて減量されていました。

それまでは別のコーチの指導のもと減量されており
摂取量が1000lcalちょいでなかなか体重が落ちなくなり
食事が少なすぎるのではと疑問に思い相談を受け
コーチングを開始しました。

1000kcalでP100g, F27g, C100gほどで
鶏胸肉と玄米と野菜を中心に食べられていました。

こちらの方も摂取エネルギー量が基礎代謝を下回っており、
250kcalほど摂取量を上げて過ごしていただきました。
マクロバランスは省略します。

食事には現在の食事に魚なども入れてもらい
ご飯の量を増やして糖質量も上げて過ごしていただきました。

こんなに食べていいの?毎回お腹いっぱいの感じがあるなど
感想いただきました。
また有酸素中の汗もここ最近で一番出て
体調も少しずつ良くなったとのことでした。

体重も10日目で最低値更新され、
その後コンテストまで月2kgほど落ちて
トータルで90日で6kg絞られました。

まとめ

基本的には基礎代謝を下回ると良いことはありません。
食事は減らせば減らすほど落ちるわけではないので
適切なエネルギー収支の赤字を保って
ダイエットに取り組むと良いと思います。

以上

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。