KAMEYAMA 
みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、一部で未だ根強い人気を誇るポケモンGO。
そのポケモンGOが身体活動に及ぼす影響についての
論文を引用していこうと思います。
論文
この研究の目的は、ポケモンGOが身体活動に及ぼす影響を定量化することでした。
主な研究課題は以下の通りである。
- ポケモンGOのプレイは身体活動の増加と関連するか？この効果はどのくらい大きく、どのくらい持続するのか？
- この効果は、特定の下位集団に限定されるのか、それとも、あらゆる活動レベル、年齢、性別、体重の人々に影響を及ぼすのか？
- ポケモンGOは、身体活動を変化させる能力という点で、主要なモバイルヘルスアプリと比較してどうか。
- ポケモンGOが米国における身体活動にどのような影響を与えたか、また、もしこのゲームがユーザーの関与を持続できたとしたら、公衆にどのような影響を与える可能性があるか。
32,000人のマイクロソフトバンドユーザーの3ヶ月間の
ウェアラブルセンサーデータと検索エンジンのログの
大規模コーパスからの信号の組み合わせにより、
ポケモンGOが身体活動に及ぼす影響を研究する。
ポケモンGOのプレイヤーは検索エンジンのクエリを通じて特定され、
身体活動は加速度計を通じて測定された。
その結果、ゲームをプレイすることで、約4週間の観察期間中、
個人レベルだけでなくグループレベルでも身体活動が
有意に増加することがわかった。
ユーザーがポケモンGOに興味を示すほど、
身体活動の増加は大きかった。
例えば、ポケモンGOのリリース後2ヶ月の間に、
ゲームの詳細に関する検索クエリを10回行った
ユーザーの活動量は、1日に1479歩、26％増加した。
調査対象者全員の活動量を増加させ、
以前の活動レベル、年齢、体重の状態、性別とは
ほとんど無関係であることを発見した。
これらの結果は、ポケモンGOによるポジティブな効果が、
座りがちな、肥満の、高齢のユーザーにも利用可能であることを示唆しており、
勇気づけられるものである。このようなユーザーに対して
身体活動介入を効果的に行うことは、
公衆衛生にとって極めて重要である。
ポケモンGOは、その高い人気から、
米国の身体活動に大きな影響を与え、
米国の身体活動に推定1440億歩を追加した。
さらに、エンゲージメントの高いユーザーは、
ポケモンGOを始める前と比較して、開始後30日間で、
公式の活動ガイドラインを満たす可能性が約3倍になった。
このようなユーザーのエンゲージメントが持続できれば、
ポケモンGOは米国の平均寿命に顕著な影響を与える可能性がある。
結論として、プレイヤーが現実世界で身体を動かすことを
必要とする斬新なモバイルゲームは、
従来の身体活動介入を効果的に補完するものと思われ、
何百万人もの熱心なユーザーにリーチすることができる。
大規模なウェアラブルセンサーデータと検索エンジンのログを組み合わせて、
ポケモンGOが身体活動に与える影響を調査し、
ゲームが30日間の身体活動の有意な増加につながること、
特に、ゲームに参加したユーザーの平均活動量が1日1473歩、26％増加することを示した。
調査結果によると、このゲームはすでに米国の身体活動に
推定1,440億歩を追加したと推定される。
もしポケモンGOへの関与が多くのユーザーの生涯にわたって継続されるとすれば、
このゲームは米国ユーザーの生涯に推定282万5,000年を追加すると推定される。
しかし、潜在的な長期的効果を調査するためには、さらなる研究が必要である。
ポケモンGOのような地理を中心としたゲームをデザインし、
ユーザーのゲームへの関与を持続させる取り組みが、
公衆衛生にとって大きな可能性を秘めていると考えている。
まとめ
楽しみながら出来る。
これが一番継続が出来ると思います。
しんどいことをやり続けれる人は
そんなにはいないと思うので、
あらゆる方法で運動も楽しみながら
出来るといいかなと思います。
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