こんにちはTOMOAKIです。
コーチングのクライアントさんで
就寝前はあまり食べないようにしています
という方がたまにいます。
なぜなら、太りやすそう!
睡眠の悪影響になりそう!とのことです。
果たして本当なのでしょうか?
今日はその辺解説していきます。
寝る前に食べると脂肪になりやすいのか?
こちらの記事にある通り
夜に多めに食べても体重減少に
有意な差は無いです。
痩せるか太るかは1日のエネルギー収支です。
寝る前の食事は睡眠の質に悪影響なのか?
睡眠前の食事摂取が睡眠および
回復に及ぼす影響に関する研究として
先日、エリート女子サッカー選手14名を
対象とした研究が公開されました。
下記表にある通り、
睡眠前の摂取エネルギー量が
高い場合:約427kcal P16g F19g C66g
低い場合:約144kcal P2g F5g C23gでした。
結果から睡眠時間と睡眠障害は、
摂取エネルギー量及び三大栄養素の摂取量が
多い場合と少ない場合では影響を受けませんでした。
回復力、RHR(安静時代謝)、
HRV(心拍数変動)も、
摂取エネルギー量及び三大栄養素の摂取量が
多い場合と少ない場合では影響を受けませんでした。
結論として睡眠前の栄養補給が
睡眠指標または回復に及ぼす
有意な影響は認められませんでした。
寝る前に摂取した方がむしろ良い場合も
むしろ寝る前のタンパク質摂取による
筋肥大や筋力向上への恩恵が
複数の論文で確認されています。
1日の目標たんぱく質摂取量が足りない時に
寝る前にプロテインを追加で摂取し、
目標量を達成することは大変好ましいです。
まとめ
仕事や筋トレで夜ご飯が少々遅くなっても
特に太りやすいだとか
睡眠の質が落ちるなどのデメリットは
今のところなさそうです。
心配する必要はなさそうです。
もちろん夜中にジャンクフードなど
過剰な摂取量であれば話は変わるでしょう。
タイミングよりも1日のトータルの
摂取エネルギー量が重要です。
1日の目標値に届くよう
夜ご飯であっても気にせず
しっかり栄養摂取しましょう。