みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、サルコペニアと認知機能障害についての
メタアナリシスを引用していこうと思います。
過去にもサルコペニア触れていますが、
簡潔に加齢に伴う筋力低下のことです。
論文
この研究では、サルコペニアと認知障害。
これら2つの疾患間の関連を定量化するために
膨大な量の研究が行われているにもかかわらず、
広範なシステマティックレビューやメタアナリシスは依然として限られているため、
データベースを用いてシステマティックレビューを実施した。
関連する可能性のある303件の論文を特定し、
サルコペニアと認知機能障害の関係を定量化する観察研究を選択した。
15件の研究から情報を抽出し、メタ解析にはランダム効果モデルを用いた。
結果として、サルコペニアがない場合は、
サルコペニアが軽度認知障害や認知症に関連する
患者さんと比較して、約2倍の軽度のリスクに留まりました。
結論、サルコペニアは、研究集団、サルコペニアの定義、
認知機能障害とは無関係に、認知機能障害のリスク上昇と関連している。
このことは、臨床現場において認知機能障害の予防のために
サルコペニアを早期に認識することの重要性を示唆している。
まとめ
たまに、仕事一筋で定年までいった人は、
退職後に急激にボケる人がいるというのも
もしかしたら関係があるのかもしれませんね。
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