ヒップトレーニングの筋電図活動

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、バーベルデッドリフト、ヘックスバーデッドリフト、
ヒップスラストエクササイズの筋電図比較についての
論文を引用していこうと思います。

論文

この研究の目的は、ヒップスラスト、バーベルデッドリフト、
ヘックスバーデッドリフトの1反復最大(1RM)時の
大殿筋、大腿二頭筋、脊柱起立筋の
筋活性化レベルを比較することであった。

対象者は、20~25歳の健康な男性13名
(平均±SD年齢21.9±1.6歳、体重81.4±7.2kg、身長180±5.0cm)、
筋力トレーニング経験4.5±1.9年がボランティアとして研究に参加しました。

本研究の主な結果は、動作全体において、
ヒップスラストはヘックスバー・デッドリフトと比較して
大殿筋の高い活性化
を誘発し、
バーベル・デッドリフトはヘックスバーと
ヒップスラストと比較して大腿二頭筋の高い活性化をもたらし、
すべてのエクササイズは同様の脊柱起立筋活性を示したことでした。

ヒップスラストは、ヘックスバーデッドリフトと比較して、
全体的に、特に動作の上期において、
大殿筋のEMG活性が高くなった。
同様に、ヒップスラストとバックスクワットを比較した際に、
大殿筋の高い活性化を報告しています。
これらの結果は、おそらく、ヒップスラストと
ヘックスバーデッドリフトやバックスクワットでは、
動作の終域において、股関節伸筋の
緊張が高いことに起因していると考えられます。
しかし、ヒップスラストとバーベルデッドリフトでは、
動作全体と上部の平均EMG活動に
それぞれ8%と13%の差があり、ヒップスラストに有利であったものの、
大殿筋の活性化には有意差は認められませんでした。

まとめ

ヒップスラスト以外に難しいんですよね。
個人的にはデッドリフトは運動初心者でも出来る
ヒンジ練習種目ぐらいに思い始めてるので、
ヒップアップにはデッドリフト推しですね。
そもそもデッドリフトが出来ないレベルだと
ヒップスラストも上手く出来ていないと思うので、
まず、覚えるべきは身体の使い方、
ヒップヒンジなどだとは思います。
あとハムと脊柱がしっかり育つのは
身体のライン作りには必須なので、
効率的かなと思います。

個人的にヘックスバーの最もいい効果は
ミッドフッドの感覚を養える事だと思ってます。
なので、たまにやった方がいいとは考えつつも
やっていない種目です。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。