みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、オフィスワーカーの首肩の痛みと作業性に対する
矯正エクササイズの維持効果を1年間の
追跡調査した論文を引用していこうと思います。
論文
この研究の目的は、1年間のデトレーニング後の
頸肩腕症候群(NSP)および作業性における
矯正運動の持続効果を評価することである。
過去にトレーニングを行った2群(n=24)を対象に、
3回(ベースライン、8週間のエクササイズ、1年間のデトレーニング)
自己申告式の紙ベースの質問票を用いて、
1年間の追跡調査を行った。
その結果、8週間の運動によるNSPと
心身の作業性の改善は、
1年間のデトレーニング後も
ほぼ維持されることが示された。
また、8週間および1年間の追跡調査において、
NSPおよび心身の作業性の持続効果が統計的に確認された。
しかし、運動プログラムを継続することが重要であることは明らかである。
まとめ
ただただ、生活が出来るレベルでいいのか、
快適に過ごせるレベルを維持しようとするのか、
どこに基準を持ってくるかだとは思います。
一度衰えてから鍛えるよりも、
程よい習慣で鍛え続けるというか動かし続ける方が、
長い目で見るとメリットは大きいです。
70歳とかで動けたら凄いよねなのに、
人生100年時代、もう30年動かすためには
そこまでの努力は少なからず必要です。
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