こんにちはTOMOAKIです。
皆さんご飯を食べるときにテレビや
スマホを見ながらご飯を食べていませんか?
気づいたら食べすていた!なんて経験がある方もいるかと思います。
ダイエット、体重減少において基本は
エネルギー収支を適度に赤字にすることです。
(摂取エネルギー量<消費エネルギー量)
テレビを見ながら、スマホを見ながらなど
何かをしながら食事をすることは
食べる量にどのような影響があるのでしょうか?
その辺を考慮すればダイエット中の食事量だったり、
ダイエット後の体脂肪率を維持する際に有用になるかもしれません。
そこで今日は食事と意識に関するシステマティックレビュー
およびメタ分析から興味深い結果を紹介していきます。
ながら食いによる摂食への影響
10件の研究が対象となり、食事中の気を散らす刺激が
その食事中の食物摂取に及ぼす影響を調べています。
平均BMIは、すべての研究で健康的な範囲にありました。
研究では、食事とスナックの摂取量を調査し、
気を散らすさまざまな刺激 (テレビ、ラジオ、読書など) を使用しました。
気晴らしが即時摂取を増加させ、
比較間で不均一性があることが示唆されました。
ながら食いによる次の摂食への影響
4件の研究で気晴らしが後の摂取に与える影響を調べています。
平均BMIは、すべての研究で健康的な範囲にありました。
すべての研究は実験室で実施され、通常、参加者は、
テレビを見ながら (気を散らすもの)、またはテレビなしで (対照)、
決められた昼食または軽食を摂取し、
その後の軽食または昼食の摂取量は2時間後に測定されました。
すべての研究において、対照条件は、
気を散らす可能性のある刺激がない状態で、
参加者が一人で食事をすることでした。
全体的な効果が観察され、
気晴らしが後の摂取量を増加させたことを示唆しています。
これは、比較全体の均一性を示しています。
摂食への意識を低下させた場合
4件の研究では、食事中の食物摂取に対する
消費意識の低下の影響が調査されました。
2 つの研究で BMI が報告されており、
平均 BMI はどちらも健康的な範囲でした。
研究では、非常に異なる方法を使用して、
食べている食べ物の意識を低下させました。
たとえば、参加者に暗い部屋で昼食を食べさせることで、
昼食中に食べているという認識を取り除き、
他の研究ではレストランのビュッフェ形式で
参加者のテーブルから使用済みの皿を取り除くことで、
意識を減らしました。
この研究では、スナックの摂取量と食事の摂取量の両方を調査しました。
全体的な効果が観察され、気晴らしが後の摂取量を
増加させたことを示唆しています。
まとめ
結論として、ながら食いや摂食意識を低下させると
その食事の摂取量や後の摂取量を増加させる
可能性を示唆しています。
自分も減量中は食べ物のYoutubeなどを
見ながら食べているとあっという間に
食べ過ぎていたなんてことはたまにあります。(笑)
仮に食事の摂取量が増加して摂取エネルギー量が
消費エネルギー量を上回りエネルギー収支が黒字になれば
もちろん体重は増加します。
ついつい食べ過ぎてしまう人は
何かをしながらではなく、食事に集中したり
大皿についでどれくらい食べたか把握できない環境を
避けると少しは食べ過ぎを防いでくれるかもしれません。