1週間ダラダラ過ごすと筋タンパク質合成率が減少?

こんにちはTOMOAKIです。
年末年始は家でのんびり過ごされた方は多いかと思います。
自分も犬の散歩以外はほとんど動かずゴロゴロ過ごしていました。

そして今日、ブログのネタを探していると
1週間の歩数を制限すると筋肉の元となる筋タンパク質合成率を
減少させるという研究を見つけましたので紹介していきたいと思います。

研究紹介

本研究の主な目的は、健康な若年男性において、
身体活動の低下と座位時間の増加が日々の筋原線維タンパク質合成速度に及ぼす影響を、
段階的減少モデルを用いて明らかにすることである。

11名の男性(22±2歳)が、7日間の習慣的な身体活動(HPA)と
7日間の歩数減少(SR)を完了した。

結果、SR期間中の1日の歩数は約91%減少し(13,054±2763歩/日から1192±330歩/日、P < 0.001)、
これにより1日の活動に対する座位時間の割合が増加した(73%±6%から90%±3%、P < 0.001)。

1日の筋原繊維タンパク質合成量は、
HPA時の1.39±0.32%-dからSR時の1.01±0.38%-dへと約27%減少した
(P<0.05)。

結論、1週間の身体活動の低下と座位時間の増加は、
健康な若年男性における1日の筋原線維タンパク質合成率を大幅に低下させる。

結論として、1週間の歩数減少は、健康な若い男性において、
1日の筋原繊維タンパク質合成率を低下させ、
骨格筋内の筋肉量調節と酸化代謝に関連する
いくつかの遺伝子の発現を変化させることが示された。

まとめ

1週間の歩数減少は筋原線維筋タンパク質合成率を低下させるため
年末年始などのジムが閉まっている期間も
可能なら散歩などした方が家で座りっぱなしより良さそうです。

また少し飛躍しますが骨格筋の健康維持のために
生涯を通じて定期的な身体活動を促進し、
座りっぱなしの状態を最小限に抑えることが不可欠であると考えた方がよさそうです。

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TOMOAKI

2021年度JBBFジャパンオープンクラシックフィジーク168cm以下級準優勝など数多くのコンテストで優れた成績を残し続けており、2022年度から正式にmaison de FLEXER所属のパーソナルトレーナーとして指導中。KONDOやKAMEYAMAより常日頃から様々な知識を供給されそれを活かしてオンラインコーチングで月当たり約30名を指導している。