こんにちはTOMOAKIです。
前回の記事に引き続き
筋トレをしている肥満ではない被験者を対象にした
リフィードに関する研究結果を紹介していきます。
前回のリフィードに関する記事はこちらから
レプチン濃度の減少抑制効果
体重の減少はレプチン濃度の減少に関連すると言われており、
空腹感と満腹感を調節するレプチン濃度を
減量中にできるだけ高く保つことは有意義だと考えられます。
一般的に減量中(エネルギー制限中)に
リフィードを取り入れることで血中レプチン濃度の
減少抑制効果があるかもと言われていますが
実際に研究ではどういうことが言われているのか見ていきます。
The effects of intermittent carbohydrate re-feeds vs. continuous dieting on leptin concentrations in resistance trained individuals: A flexible dieting pilot study 炭水化物の間欠的な再摂取と継続的なダイエットが、 レジスタンストレーニングを受けた人のレプチン濃度に及ぼす影響: 柔軟な食事療法に関するパイロット試験
レジスタンストレーニングを受けた男性(n=8)と 女性(23±3.8歳、173±7.5cm、85±10.8kg)1名が参加し、 7週間にわたり、週4回のレジスタンストレーニングを併用する ダイエット・リフィード群(Re-Feed; n=3)または継続的ダイエット群(CONT; n=5)に 無作為に振り分けられた。 すべての参加者は、ベースラインのカロリー摂取量から25%kcalの減量を守った。
結果として
体重およびレプチン濃度のベースラインにおける差は、
The effects of intermittent carbohydrate re-feeds vs.
2つの食事療法群間に存在しなかった。
continuous dieting on leptin concentrations in
resistance trained individuals: A flexible dieting pilot study
25%カロリー不足での7週間のダイエットとレジスタンストレーニングの併用により、 体重と血漿レプチンレベルの減少が認められた。 今後の研究では、低カロリー食中に炭水化物を再摂取することで、 血漿レプチン濃度の減少が抑制されるかどうかを、 より大きなサンプルサイズで調査する必要がある。
まとめ
現段階では週二日のリフィードによって
一般的に言われているレプチン濃度の低下を抑制する
効果や追加した体重減少は認められませんでした。
正直、リフィードデイの翌日は
いつも以上にお腹すきます(笑)
おそらく今回の研究である通り、
二日程度のエネルギー制限からの
ブレイクでは食欲は戻らないと思います。
ダイエットブレイクの方が有効かなと。
ただリフィード入れることで
当日、翌日元気にトレーニング出来る感じがありつつ
食べ過ぎや脂肪が増える様な罪悪感はなく
自分は割とリフィードは気に入っています。
今回レプチン濃度低下抑制効果は確認されなかったですが、
除脂肪体重(FFM)や安静時代謝(RMR)が
リフィード群の方が維持されているという
研究結果もあったりと
リフィードによるメリット・デメリットも他にもあるかもなので
また今度、研究ないか探してみようと思います。