みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、ハイヒールが脹脛に及ぼす影響を
調べたものを引用していこうと思います。
論文
ハイヒールを履くと、ふくらはぎの筋腱ユニット(MTU)は短縮した状態になる。
筋肉と腱は非常に柔軟な組織であるため、
ハイヒールの慢性的な使用は、ふくらはぎのMTUに
構造的・機能的変化を引き起こす可能性がある。
定期的にハイヒールを装着している女性11名と対照群9名を募集し、
両グループにおいて、内側腓腹筋(GM)筋膜長、ペネーション角、
生理的断面積(PCSA)、アキレス腱(AT)長、断面積(CSA)、
力学特性、足底屈トルク角、トルク-速度関係を調べた。
GM筋膜長はハイヒール群で短く、腱-筋膜長比が大きくなることが観察された。
また、AT CSAが大きいため、ATスティフネスはHH群で高かった。
しかし、GMのPCSAとAT CSAの比、トルク-角度、トルク-速度の関係には差が見られなかった。
我々は、ハイヒールの長期使用はGM筋束の短縮を誘発し、
ATの硬さを増加させ、足首の能動的可動域を減少させると結論づけた。
まとめ
ハイヒールは脹脛を悪くします。
履き過ぎ注意です。
ハイヒールでは一時的に見た目が綺麗に見えるのは分かります。
ただ、そのデメリットは理解しておくべきだと思います。企業で女性にヒール履かせるとこ良くない。治療費払えや。
大多数の一般的なヒトは、胸椎伸展が出来ないです。
その状態で脹脛に収縮かけて、骨盤前傾しやすい状態で、
姿勢を正そうとすれば、ほぼ腰椎伸展です。
本当に身体においてのデメリットが目立ちます。
履くなら履く分、適切なコンディションを行わないと、
面倒くさいことになりますよ。
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