みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、デッドリフトのフォームについて少し解説していこうと思います。
個人的には大きく分けると2つ。
コンベンショナルデッドリフトとスモウデッドリフト。
足幅狭いやつか広いやつかですね。
更に分けると胸椎真っすぐ、胸椎を丸めるとかですね。
順番に下画像を見ていってください。
コンベンショナルデッドリフトとスモウデッドリフトの
使う筋肉が違うのもそうですが、
バーベルの移動距離が重要かなと思います。
次に胸椎伸展と屈曲での違いも、
バーベルの移動距離です。
つまり、スモウの胸椎屈曲がバーベルの移動距離が
最も短くなり、最も重量が挙げられる可能性があります。
ただし、そう簡単な話ではありません。
例えば上画像は私になりますが、
上腕骨の長さは平均的で長くないです。
だからこそ胸椎屈曲を入れることで、
股関節とバーベルを近づけれることで、
物理的に重量が軽くなります。
逆に腕が長ければ上体を立てたまま、
股関節が近づきバーベルを握ることが出来、
レッグプレスのようになるのより有利になります。
重量が扱える=優れている。
パワーリフターにおいてはそうですが、
ボディメイクにおいては変わります。
大きく、コンベンショナルは背面縦の筋肉、
スモウは下半身横、上半身縦の筋肉を使います。
胸椎屈曲を入れると広背筋の伸張が強くなり、
伸展するならば、そこは弱くなります。
スモウの胸椎屈曲なら四頭筋の押す感覚が強くなり、
伸展ならば、臀筋側の感覚が強くなります。
これは骨格要因ももちろんありますが。
というようにフォームに応じて筋活動に差が出ます。
ボディメイク系においては主動筋を切り替えて様々出来るの、
使い分けが出来ると望ましいです。
上腕骨短い勢は胸椎屈曲を取り入れると、
広背筋の成長が捗ると思います。
ただ、難しいのが胸腰椎分離の動き。
重心に目を向けてみると上手くいくかもしれませんよ。
まとめ
画像4枚目が個人的には一番重量が使えます。
ただ、コンベンショナルの方が上がる人もいるので、
一概にどっちが重量使えるとかは言えないです。
やり易いフォーム、好きなフォームでやれればいいと思います。
ただし、腰椎屈曲勢。これはただフォームがとれていないだけなので、
やめた方がいいと思います。
胸椎屈曲デッドリフトでヘルニアになるという方いますが、
個人的にはフォームが取れているならばならない気がします。
ヒンジがかかって腰椎が真っすぐならです。
腰椎屈曲ならヘルニアはなるかもしれませんね。
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