こんにちはTOMOAKIです。
大会選手が増量で筋肉を増やし結果脂肪も増え、
それを減量で筋肉を残しつつ脂肪をそぎ落とすという
増減量を繰り返し、年々身体の完成度を
高めていくということはSNSやボディビル雑誌、
YoutubeやSNSを通して興味のある方にはだいぶ
一般的な情報となってきたのかなと思います。
そこで今日はボディビル競技の研究内での
年間計画について4つのフェーズで説明されていたので
自分なりにそれをダイアグラムにしたので紹介していきます。
既往研究の紹介
まずは論文の背景を和訳すると
4段階はざっくり以下のようになります↓
フィジークアスリートは、一般的に年間のトレーニング期間を
After the spotlight: are evidence-based recommendations for refeeding post-contest energy restriction available for physique athletes? A scoping review
4つの明確なフェーズに周期化する。
すなわちコンテスト準備、コンテスト前の短いピーク期、
コンテスト後の回復、オフシーズンまたは肥大期 [7].
準備期とピーク期には、体脂肪を最小限に抑え、
筋肉量を最適化するために、栄養操作と運動量の増加を
組み合わせたエネルギー制限(20%以上のエネルギー不足)を行う [7-10]。
回復期には、脂肪量の回復と、安静時代謝率(RMR)の低下、
除脂肪体重の減少、ホルモンの不均衡、パフォーマンスの低下、
食物に対する快楽的反応など、準備期に生じた可能性のある
負の生理的および心理的適応を回復させることが含まれます [7]。
オフシーズンは、将来のコンテストに向けて体格の成果を
向上させるために筋肉量を増やすことに重点を置いています。
ボディビル的年間計画のダイアグラム
上記の説明にもう少し本分の内容を足して
以下のようなダイアグラムにまとめました。
海外と日本の競技者間で若干異なる認識や、
個人によって計画は異なると思いますので
あくまで参考程度に。
また分かっていてもコンテスト後は
食欲を抑えられず、無茶苦茶食べたりと
計画通りに進まない方も多い印象です。
全てはサイクルとして繋がっているので
直接的もしくは間接的に影響し合っていると
私は考えています。
伝えたいこと
今回の記事で何が言いたいかというと、
競技者として年々自身の身体を改善していきたのなら
どのフェーズでもかなり頭と理性を使って
食事をある程度管理する必要があるという事です。
つまりオフシーズンで物凄い食事量で
ぶくぶくに太ったのなら、
コンテスト準備期でかなり苦労して
心も体も疲弊して、その反動が次のオフシーズンの
筋肥大期に暴走する。
そして再び超ハードなコンテスト準備期が始まるという
悪循環に陥っている人は多い印象です。
コンテスト終わって僅か1~4週間で
体重が10kgとか増えるのは
どう考えても身体への負担が大きい。
(過去の自分のことです(笑))
自分がどのフェーズにいようと
大事なことは将来の大会を見越した
ボディビル的な生活かなと
大会を重ねるごとに強く感じます。