こんにちはTOMOAKIです。
ちょっと変なタイトルですが
今日は英国ナチュラルボディビル連盟(BNBF)の
全国大会出場者51人を対象にした減量の
食事について評価を行った研究を紹介します。
英国の全国大会は地方大会優勝者もしくは
地方大会TOP3で審査員から招待を
受けた選手のみが参加でき
選手は厳しい薬物検査を受けるため
極めてレベルの高いナチュラルビルダーの食事を
この論文より知ることが出来ます。
(JBBFより厳しく薬物検査を実施しております)
34項目のアンケートでは、コンテスト準備期間中の3つの時点
(開始、中間、終了)における食事とトレーニングの習慣、
および体重の変化について尋ねています。
参加者は、24時間の典型的な食事摂取量を、
グラム数および/または分量で回顧的に記録しました。
結果は全国大会にて上位5名に入賞した男性ビルダー、
それ以外の男性ビルダー、上位5名に入賞した
女性競技者、その他の女性競技者で4つで出ています。
男性 32 名、女性 15 名の競技者の大多数
(男性 66.7%、女性 88.0%)がコーチをつけており
トレーニング、栄養、ポージング、体格に関する
フィードバックなどの指導を受けるためにコーチを利用しています。
日本よりもコーチングが普及している印象ですね。
以下に結果の表を示します。
左が男性競技者、右が女性競技者
PlacedがTop5に入賞した選手
DNPがTop5に入賞しなかった選手を示します。
Table1は選手の特徴を示しており、
Table2は三大栄養素について、
Table3は総エネルギー摂取量などが示されています。
入賞した選手たちは炭水化物の摂取量が
そうでない選手達よりもスタートの段階から高いです。
たんぱく質は減量を通してあまり変化は無く
炭水化物を主に減少させることで
摂取カロリーを下げて減量を進めています。
コンテストで入賞するほどの筋量のある選手は
やはりそれに応じて炭水化物も多く摂取しながら
絞れるのかなと思います。
早くそれくらい食べながら絞れる身体が
ほしいですね。
食事回数は入賞した選手たちの方が若干多く
6.5 ± 0.9 対 5.9 ± 1.1であった。
かなりボディビルを本業でやってないと
ここまでの回数を摂取するのは
難しいかなとは思いますが、
トップにいる選手はそれくらい
ボディビルに生活をささげている印象を受けます。
ここまで書いていて
上記の過去記事でKondo先生が
同じ論文を参照している事が発覚しました。
すいません(笑)