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2022.07.16

骨に牛乳は本当に良いのか?

KONDOです。

先日SNSで面白い投稿を見かけました。
「他種の”乳”を摂取するのは昔から疑問でした」
という牛乳に対してのやり取りでした。

ということで今回は牛乳についてです。

牛乳と骨折

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32053300/

↑ハーバード大学の教授がこれまでの
エビデンスをまとめたものです。

結論的に言えば

  • 牛乳は食事の質が高ければあまり有益ではなく
    寧ろ害ともなり得る
  • 野菜やナッツなどからもビタミンDは摂取できるので
    牛乳は必須ではない
  • 思春期の牛乳摂取は将来的な骨折、
    癌のリスク上昇と相関している
  • 1日3杯以上は推奨できない

といった内容です。
牛乳は健康に良いぞって言えなそうな感じですね。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26420387/

食事からのカルシウム摂取量は骨折のリスクと
関連しておらず食事からの
カルシウム摂取量を増やしたりカルシウムを
サプリメントで摂取して骨折を予防するという
エビデンスには一貫性が無い


よく言われている牛乳を飲んで骨を強くして
骨折や骨粗しょう症を予防しようとする考えは
誤りの様です。

現状としては
カルシウム則骨を強くする」ということで
科学的根拠が無いといった感じです。

何度かどうやらテレビでも放送された?ぽくて
このことを知っている人もちょくちょく居ますが
当ジムのお客さんでも
「よく骨折するから牛乳飲ませてる」と
言っている方がおられましたので
未だ牛乳信仰は根強いのかと思います。

以下、参考文献。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20949604/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30909722/

又、乳業国は骨折率が高いとして
牛乳や乳製品を摂取している量が多い人の方が
骨がもろくなるという説も根強くあります。

これについては文献として見当たりませんでした。

カルシウムパラドックス

カルシウムパラドックスをご存知でしょうか。
パラドックスとは逆説、という意味です。
カルシウム不足がカルシウム過剰を招く、のです。
「・・???」
不足するのに過剰になるんです、パラドックス!

これは体内のカルシウムが不足した際に
骨や歯からカルシウムが溶け出して
血液・細胞中のカルシウム量が多くなる事を指し、
これが動脈硬化や骨粗しょう症を招きます。

そして動物性たんぱく質は体内を酸性に傾け
酸性に傾いた時に中和するためアルカリ源である
骨からカルシウムを取り出します。
ということで牛乳否定派が多く警鐘を鳴らすのです。
給食から牛乳を外せって声が出るのもこのためです。
・・・そもそも牛乳と飯が合わんすぎる!!!

ただカルシウム自体は摂らないといけませんね。

まとめ

この様に牛乳のカルシウムの骨折予防効果については
一貫性が無く根拠がないようです。
ただしカルシウムの不足と骨折率は相関関係に
あります。
↑これは確実に言えることです。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/15035690/

牛乳や乳製品はカルシウムの良質な摂取源ですが
積極的に飲む必要性もあまりなさそうです。
ヨーグルトには乳酸菌も含まれるため
腸内環境には良いので牛乳よりベターですかね。

魚やナッツ、小松菜などにカルシウムは
多く含まれるので食材の選択を広げましょう。
賛否両論ある牛乳を脂質摂ってまで・・・
と感じるので。






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