レジスタンストレーニングと死亡率

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
ちょっと前、ネットニュースでも話題になった、
トレーニングをし過ぎると死亡リスクが上がる件について、
別の論文を見つけたので引用していこうと思います。

こちらが少し前に話題になった件をまとめたブログです。

論文


この論文ではレジスタンストレーニングと
全死亡、心血管疾患、がん死亡の関係を
系統的にレビューし、メタ分析することを目的としています。

含まれる研究は、レジスタンストレーニングを曝露とし、
全死亡、心血管疾患特異的死亡、および/またはがん特異的死亡を
アウトカムとして報告している。
非臨床成人集団(18歳以上)を対象に実施され、
英語で書かれた研究のみを対象とした。

結果としてレジスタンストレーニングを行わない場合と比較して、
任意の量のレジスタンストレーニングを行うことで、
全死亡リスクの15%、心疾患脂肪が19%、
がん死亡が14%低減していました。

週60分程度のレジスタンストレーニングで”最大”27%のリスク低下が観察された。
死亡率リスクの低減は、トレーニング量が多くなると減少した。
レジスタンストレーニングによって得られる潜在的な死亡率の利点が
より高いボリュームで減少するかどうかを決定するためには、
さらなる研究が必要である。

まとめ

結論、トレーニー程やっている人たちは対象にされていません。
なので、やり過ぎた結果がどうなるかは分かりません。


この論文をネットニュースぐらい曲解の踏まえると、
トレーニングをする程、死亡率リスクが減少すると解釈することになります
そんなことは一言も書いていないのにです。
最大27%のリスク低下も”最大”です。
全員でも平均でもないです。

この辺りの読み取りをミスると変なネットニュースが完成します。

大事なのは引用元の確認です。

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。