KONDOです。
我々のブログを見て知識を吸収して
それをお客さんに我が物顔で指導しているトレーナーが居る
ってそんな噂を聞きました。
どういう経緯でそれを知ったのか謎ですけども
実際それで良いと思います。
まともな所が増えればそれで良いのです。
お客さんの食事指導をする以前の食事内容に
ウインナーやベーコンなどのいわゆる加工肉が
よく含まれています。
実際ボディメイク的な観点から言うと
脂質も多くたんぱく質量は大して無いため
摂るメリットがあまり無いのが加工肉です。
パーソナルジムではNG食品リストに
ほぼ挙げられていることでしょう。
そしてもう1つよく聞くのが
「発がん性との関連」が問題視されがちです。
TIKTOKなどで一部の過激派が
加工肉に親でも殺されたのかというくらい
「加工肉食うな死ぬぞ」「加工肉食うとガンになる」
なんて啓蒙している動画をたまに見ます。
真相はどうなんでしょうかというのが今回の記事です。
文献
加工肉と2型糖尿病の関連に関するメタ解析です。
1日あたり加工肉の摂取量が50g増えるごとに
2型糖尿病を発症するリスクが37%高まる
というものです。
これは加工肉には飽和脂肪酸が豊富で
加えてコレステロールの含有量が多いため
インスリン抵抗性に関わってくるので
こういう結果が出るのかなと思います。
個人的な意見というか偏見ですが
加工肉をよく食べる人はアルコールを
習慣的に飲んでいる人なのかな、と思います。
加工肉を利用する料理などには
チーズやその他肉類と併用することが多く
比例して脂質摂取、特に動物性脂肪が
増加するためではないかという考えです。
飽和脂肪酸とコレステロールについては
以下の記事を参考にしてください。必読です。
又、同文献によると
1日あたりの加工肉の摂取量が
50g増えるごとに総死亡リスクが23%高まる
という結果です。
いやー美味いんだけどね。
ベーコンチーズバーガーなんてお祭り騒ぎですよね。
栄養素的な部分
加工肉には先に挙げた
飽和脂肪酸やコレステロール以外にも
塩分や硝酸塩、亜硝酸塩など
一般的に健康に良くないとされているものが
よく含まれています。
それ故に問題視する人が多いのです。
↑2015年の国際がん研究機関のIARCからは
加工肉は発がん性があるという結論となっております。
ただしこれも肉や魚の焦げと同じく
1度や2度食べたからといって
ガンになるという話ではありません。
まとめ
文献を見る限りはメリットは無さそうです。
実際毎日毎日加工肉を食べている人は
どれくらいいるのでしょうかね。
曖昧な言い方になってしまいますが
たまになら食べても問題無いと言えます。
本音を言えば摂らない方が良いですけどね。
私は食べる機会があれば遠慮なく食べますけどね。