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2022.04.17

食事回数とダイエット

KONDOです。

「食事回数増やした方が痩せる!!」
これもよく聞きますが、果たして・・・?

DIT(食事誘発性熱産生)のことを
食事回数が増えれば増えるほど増加するって
思っている人がそもそも居ますが
大きな間違いです。

食事回数と代謝

実際問題食事回数を増やすことで
どういった利点があるのでしょうか。

https://jissn.biomedcentral.com/articles/10.1186/1550-2783-8-4


要点を述べますと

  • 食事回数を増やしてもデスクワーカーの人らの
    体組成に良い変化は起こるとは思えない
  • 食事回数を増やしてもDIT(食事誘発性熱産生)など
    総消費量を有意に高めることはない
  • 食事回数を増やすと空腹感を抑えて
    結果的にエネルギー摂取量が抑えられる

こんな感じになります。
食事回数を増やす一番のメリットというと
やはり小まめに食事をすることによる
空腹感の無さ
、でしょうね。

結局帰着するのはエネルギー収支ということです。

これはコンセンサス通りダイエットは
エネルギー収支で決定するというものです。
食事回数を増やしたところで
エネルギー摂取量>エネルギー消費量の
構図になったら痩せることはありません

また、時折目にする「耳つぼ」。
食欲を抑えるだとかいうつぼを刺激して
結局効果を促進するためだの何だの言って
糖質制限させたりエネルギー摂取量を抑えたり
ただの普通のダイエットをさせている
ってのは周知の通りですがこんな感じで
何をしたってエネルギー収支に帰着なのです。
筋トレも同じですよね。
どれだけ筋トレしようがエネルギー収支が正でなければ
筋肉は付かず負でなければ痩せません。

https://examine.com/nutrition/do-i-need-to-eat-six-times-a-day-to-keep-my-metabolism-high/

食事回数を増やしたところで
全体的な代謝量は変わらず体重の減少はせず
体重増加の予防にもならない

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21123467/

食事の頻度と体重減少に
有意な関連性はなかった

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18053311/

“エネルギー摂取量は同一の場合
食事回数の違いによる
DITなどのエネルギー消費量、
その代謝率の変化に差は無し


文献的には
食事回数を増やすことによる
ダイエット効果や体重増加の予防に
有意な関連性は無い
ということです。

食事回数を増やすことで痩せる
と謳っている人は何を根拠に言っている??

DITの勘違い

「食事回数を増やすことで痩せる」
と言っている人たちはおそらくDITのことを
勘違いされているのだと思います。
DITについては以下の記事を参考に。

↑この記事でも書いてありますが
DITは確かにPFCそれぞれで数値が違いますが
全体として10%に落ち着きます
たんぱく質の摂取量を増やしても
その数値の変化はかなり微々たるもので
それによるエネルギー“消費“とは
なかなか言えない量
です。

「体重を落としたい」わけですから
前提としてエネルギー収支は負の状態です。
仮に1800kcalの設定をしている人で
3食で1800kcal摂る人と
6食で1800kcal摂る人と比較しても
幾ら食事回数を小分けにしたところで
その”10%”のDITというのは変わりませんので
双方おおよそ180kcal分がDITとなります。

6食にした方のエネルギー摂取量が
3食のエネルギー摂取量よりも低い場合は
もちろんそうではありませんが
それは食事回数を増やしたことではなく
エネルギー摂取量そのものが減ったからです。

骨格筋量との勘違い

もう1つ、トレーニングをしている人ですと
「たんぱく質を小分けに摂取した方が良い」という
説を知っている人も多いかと思います。

これはたんぱく質をまとめて摂るよりも
小分けに数回摂る方が
筋肥大にメリットがあるというものですね。

詳細は↑の記事を参考にしてください。

たんぱく質を多量に摂取しても吸収はされます。
ただ筋肉に使われるかどうかは別、ということです。

この小分けにして摂ることで
筋分解を防止する→骨格筋量の維持
→痩せる(痩せやすい)

という構図で食事回数を増やすと痩せる
とここから飛躍して
食事回数を増やすと痩せると言っている・・?

まとめ

食事回数を増やしたところで
DITの様なエネルギー消費量の増加は見込めませんし
直接的なダイエット効果に根拠はありません。
あったとしても食事回数を増やすことによって
空腹感を鎮めそれによりエネルギー摂取量が抑えられ
ダイエットが促進されるって流れです。

※これはあくまでもダイエットの話です。





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