KONDOです。
少しずつ暖かくなってきましたね。
それに伴ってか
栄養指導の申し込みも増えてまいりましたので
そろそろダイエットモードONの人が
多くなってきた証拠ですね。
パーソナルトレーナーが教える栄養学 摂食
パーソナルトレーナーが教える栄養学 消化器
パーソナルトレーナーが教える栄養学 肝臓
パーソナルトレーナーが教える栄養学 炭水化物
パーソナルトレーナーが教える栄養学シリーズは
少しずつステップアップさせていきます。
最初は思いつくままに簡単な内容を記していきます。
膵臓
膵臓は胃の後ろにある15cmほどの
80〜150g前後の臓器です。
膵臓は膵液を分泌する外分泌腺、
ホルモンを分泌する内分泌腺と
2つの大きな役割を持っている臓器です。
そのほとんど約98%を外分泌腺の面積で占め
そこに知っている人も多い
ランゲルハンス島が散在しています。
膵液
胃から十二指腸に移行した胃内容物は
酸性となっておりそれを膵液は中和します。
また、膵液は主要栄養素全てを消化できる
酵素を含んでいます。
平たく言えば消化のヘルパーであります。
ホルモン
ランゲルハンス島、知っている人も多いのでは?
こういうパーソナルジム界隈で
この名詞を用いられる場合は
インスリンと血糖値などと共に記載されますよね。
このランゲルハンス島ではインスリンの他に
α細胞からはグルカゴン、
δ(デルタ)細胞からはソマトスタチンが分泌されます。
そしてインスリンはβ細胞から分泌されます。
グルカゴンはインスリンとは逆に
肝臓に貯蔵されているグリコーゲンを
分解促進・糖新生により
血糖値を上昇させます。
つまりグルカゴンは
低血糖時に分泌が促進されます。
あんまり聞き覚えのない人が多いと思いますが
ソマトスタチンは
膵臓だけでなく胃や小腸からも分泌されます。
これはグルカゴンやインスリン・膵液の
分泌を抑制するものです。
これが作用することで血糖を正常に保っています。
インスリンは上記リンク先記事で確認ください。
まとめ
膵臓は肝臓と同じく沈黙の臓器と
比喩されることも多いです。
「きみの膵臓を食べたい」
という衝撃的なタイトルの有名な映画で
膵臓がんを患ってからの生存率の低さを
知っている方も多いのでは?
というのも膵臓の形状やサイズから
早期発見がなかなか難しく
発見した時には遅いという状況に
なっていることが多いそう。
そして手術して切除しても再発しやすく
術後の生存率も不良の様です。
膵臓の役割を知ることで
消化や血糖値に関わってくると知れば
糖尿病などの関連性にも気付きますよね。