基礎代謝が低くても高くても変わらない

KONDOです。

早くも2月になりました。
決して終息しないであろうことに
大騒ぎの日本ですね。
“With”の考えはどこへやら・・・

一般的に1月は閑散期であろうこの業界ですが
特にキャンペーンも打つこともなく
皆さんにはつまらない感じかもでしたが
なんだかんだ紹介が4件,新規1件で
計5名の方がこの1月に入会されました。
紹介が非常に多く喜ばしいことです。
既存会員さんの皆様には感謝しきれません。
ありがとうございます!!!!

基礎代謝は気にしなくていい

↑この記事で詳細的に書いておりますが
基礎代謝量は体表面積に比例して大きくなります
つまり太っていたり身体が大きい人の方が
基礎代謝は大きくなります。

ということはダイエットをして体脂肪が下がれば
体表面積が減少する訳ですから
基礎代謝量も比例して減少します


またダイエット中はエネルギー収支が負の状態が続くので
適応熱産生の作用で全体的にエネルギー消費が
結果的に抑制されてきます。
ということでパーソナルジムにてダイエット目的で
トレーニングしている方の食事内容は
必ずエネルギー収支が負の状態にあるはずなので
適応熱産生によって筋肉量はより一層増えにくいので
基礎代謝量は変わらないか減少する
はずですね。

↑それについてはこの記事を参照してください。

トレーナー

筋トレして代謝を上げて太りにくい身体にしましょう!

とよく聞く文言がありますけれど
筋トレして代謝を上げる、の代謝はどの代謝でしょうか?
代謝は代謝でも腐るほどありますが、どれ!?
という話が浮上するわけです。
その代謝が基礎代謝の場合は
体表面積を増やす必要性があるということですから
筋肥大または太るのどちらかなわけですが
あまりにも荒唐無稽ということが分かりますね。

筋肥大と太る、この双方に必要なのは
エネルギー摂取量>エネルギー消費量

であることでありますからダイエットと逆行します。

以前にも書きましたが
特に女性、筋肉量の増加はかなり少ないです。
その中で基礎代謝の変数として
絶対量で増やしていける筋肉が増えても
現実的に考えて基礎代謝が上がって太りにくい
と言えるまでの筋肉量の増加は望めません

なのでパーソナルジムやフィットネスクラブで
ちょっとやそっと数ヶ月運動した程度では
現実的に痩せる痩せないに影響が出るほどの
代謝量の増加は見込めません。

低基礎代謝VS高基礎代謝

いわゆる基礎代謝の高い人と低い人を
比較して太りやすさを調べた研究になります。

年齢やBMI、除脂肪体重、体脂肪率などが同等の条件下で
高基礎代謝率群86名で2000~2300kcal/日ほどと
低基礎代謝率群77名で1500~1700kcal/日ほどで
比較しています。

結果として
特に体重増加に基礎代謝が影響していなかった
としております。
活動量、運動量、食事摂取量などなどが
体重増減の原因
であるということです。

トレーニーの方は筋トレ始める前に比べて
3~20kg前後は筋肉量の増加してると思いますが
特に制限無しに普通に食生活送ってても
太る人は太りますよね。

まとめ

You gain weight when you eat more calories than you burn,
or burn fewer calories than you eat.
(エネルギー消費量より沢山食べているかエネルギー摂取量より
エネルギー消費量が少ないと体重は増加する)

米国の超有名大手総合病院 Mayo Clinic


はい、ということで
自分の許容量を越えれば普通に太ります。
太りにくい身体にってのは実際
エネルギー収支の帳尻が合っているだけ

ということです。

裏を返せば
エネルギー収支の帳尻を合わせるために
運動し続けてくださいねって
謳っている感じだと思ってください。

ダイエットやボディメイクに
基礎代謝は気にしなくていいです。
気にすべきはエネルギー収支,
つまりは動き,適切に食べ,繰り返す,です。

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