KONDOです。
毎週火曜日(私の休みの日)に
私の気分次第でInstagramで
何でも質問コーナーを行っているのですが
過去に計5回ほど「GLP-1とダイエット」について
質問が来たことあるので今日はそれについて。
結論的には健常者が用いると下手したら、死ぬよ。
GLP-1とは
GLP-1受容体作動薬と言います。
2型糖尿病治療薬です。薬です。
もう1度言います、薬です。
人間が食事をすると食べ物が胃腸の中を通って
その刺激を胃腸が感知し伝達物質を放出するのですが
この伝達物質をインクレチンと言います。
このインクレチンは
「血糖値が上がる」と体内で発令して
膵臓に作用しインスリンを分泌させて血糖値を下げます。
なのでGLP-1受容体作動薬は
インクレチン関連薬の1つです。
GLP-1受容体作動薬は食欲抑制効果が強く
減量効果があるためそれに目を付けた人が
2型糖尿病でもない方に自由診療で
処方するということが相次いでいるのです。
錠剤のGLP-1受容体作動薬が出て以降
この美容痩身向けに巷で話題になっています。
このGLP-1受容体作動薬自体は
実際減量効果自体は顕著であり
米国では肥満治療薬として承認されています。
危険性
先の通り、”肥満治療薬”であります。
アメリカではBMI30以上の方への処方が原則で
いわゆるメタボ的な人にだけです。
もう一度言いますが薬ですからね。
肥満でもない方が使用することで
低血糖を起こし最悪命に関わるのですけど
大丈夫そ?ってのが今回の記事の肝です。
そう、下手したら死ぬんです。
ステロイドと同じですね・・・
筋肉欲しさに命を投げ出す・・・
脂肪減らしたさに命を投げ出す・・・
もうその心が弱く、心に脂肪がついていますね。
他にも健常者が使用することで
様々な弊害が報告されております。
決してダイエット目的で使用しないようにしてください。
まとめ
日本糖尿病学会の方々がブチギレているので
そのコメントを是非読んで欲しいです。