みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
当ジムは年末年始のお休みがあり、
お客様方のように普段身体を動かしている人が
動かさない期間が出来ました。
その結果、年明けの一回目のトレーニングにおいて、
頭痛や腰痛、肩こりなどの身体の不調を
訴える方がかなり多かったように感じます。
では何故、痛みを感じたり、不快感が出るのかを
考察的に記事にしていこうと思います。
不快感が出る理由は?
一番の理由はこの時期特有の”寒さ”にあると思っています。
筋肉は温度によって動きを変えます。
温かくなれば動き、冷たくなれば動きにくくなります。
伸び縮みで考えると、
温かければ伸びやすくなり、冷たくなれば縮まります。
つまり、この寒い時期において、
筋肉は縮まっているような状態が続きやすいわけです。
また、寒い時の姿勢について考えてみると、
肩が竦むような形で、身体を丸めるようにします。
分かりやすい姿勢だと”猫背”のような姿勢を
無意識的に寒いと取ってしまいます。
猫背の姿勢は一部の筋肉は収縮し、
一部の筋肉は伸張され続けます。
なので、無意識的に筋肉とって
よくない姿勢を取りやすいこの時期では、
普段通り過ごしているつもりでも、
身体にとってダメージが入ってしまっている可能性があります。
これが、当ジムのお客様方に起きてしまった不調の原因かなと思っています。
答えは分かりません。
他に上げるとするならば、
”普段身体を動かしている”も原因になり得ます。
あれだけ、動かした方がいいと言っていて、
”動いているから”という矛盾をはらんだ意見です。
と言っても身体の状態としては、
もちろん動かしている方が身体の状態はいいです。
ただ、”感覚部分で痛みなどの不快感を感じてしまう”という事です。
普段、全く動かしていない人などで身体の状態が良くない人は、
身体的には痛いことが普通のため、痛みが感じにくくなっています。
逆に動かしている人は、普段が痛くない状態のため、
少し悪くなった際に、痛みに敏感に反応してしまうことがあります。
このように普段の状態によって”痛みの感じ方”は
人によって違うため、動かしている人は痛みを感じやすくなってしまう可能性があります。
身体の状態が良くない人は、痛みを感じにくいまま整形外科疾患になる可能性があり、
身体の状態が良い人ならば、痛みですぐに対処が取れるようになります。
”痛み”というのは身体からの様々なサインであるため、
それが感じにくくなっているのはどう考えても良くないです。
寒い時期などに一時的に身体の不調が出るとしても、
”身体は動かすべき”という考えは変わらないです。
他の理由も挙げていくと、
お酒を飲む機会も増えがちなのが年末年始ですね。
飲み過ぎれば体内の水分量が変化します。
全身でいうと約60%、筋肉ならば約75%程。
その水分量が変化すれば何かしら不調が出てもおかしくはないと思います。
年末年始明けの私の身体を見た近藤先生が一言。
「お前しぼみ過ぎじゃね?」
見て分かるほどに変わります。お酒飲むの楽しいので仕方ないですよね。
トレーナーだからって食事がまともと思ったら大間違いです。
この年末年始明けの痛みは消えるのか?
年末年始で起きた不調はどうすればいいかですが、
動かせば消えます。
動きにくさも動かせば消えます。
シンプルに考えるならば、
”動かしていないから不快感が出た”
という様に因果関係がはっきりしているならば、
動かせばいいという話です。
もちろん、これが全てでは無いですが、
不快感が出る前と出た後の
第一の変化として”動かしていない”ならば
動かせばよくなりそうじゃないですか?
実際、年始営業再開後の
一回目のトレーニング前は不快感があっても、
トレーニング後には消えている人ばかりでした。
なので、動かしていきましょう。
例外はありますが。
まとめ
冷えからの頭痛などは夏にもよく起こります。
クーラーの使い過ぎなどで起こり得ることです。
温かい所、寒い所などの変化が大きいと、
暑さ、寒さを感じやすくなります。
暑さや寒さなども感覚的な部分もあるので、
あまり差を作り過ぎない方がいいかなと思います。
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