こんにちは。ODAです。
当ジムは今日からスタートしました。
今年も1年頑張っていきます。
今回はアスリートのトレーニングについて
綴っていきます。
ウエイトトレーニングはすべきか?否か??
結論から申し上げると
アスリートはウエイトトレーニングをしたほうが良いと考えています。
しかし、アスリートや競技指導者の中には、
競技の練習だけをやっていたい、
トレーニングは必要ないからやりたくないという人までいます。某高校の野球部の元監督もその考え方であったと思います
そういった方の意見として競技が好きでやっているのに、
なぜ、厳しいウエイトトレーニングなんて
やらないといけないんだみたいな感じで言っていたりもします
さらには、技術を極めることに美学を感じていて、
ウエイトトレーニングをして体力を向上させることを
無駄と感じてさえいるかのような
アスリートもしくは指導者も存在します。
では、そもそもアスリートは
ウエイトトレーニングをやる必要があるのでしょうか?
それとも、別にやらなくてもいいのでしょうか?
極論ではあるが、、
技術練習だけやっていて勝てるならそれでいいし、
トレーニングなんてやらなくてもいいと思います。
勝利至上主義の世界なら
勝てばどんな指導でも誰も文句はないでしょう。
ただ、多くの場合、
競技練習だけじゃ勝つためには足らないし、
競技練習ではできないこともあるので、
競技練習から離れて、
あえて技術練習とは別のことをやる必要があると思います。
その別のことというのがウエイトトレーニングであると思います。
ウエイトトレーニングをあまりやりたがらない
アスリートや指導者の中には、
競技の練習だけやっていれば競技に必要な体力は
勝手に身に付くと言う人もいます。
もし競技練習だけやっていて
必要な体力が身に付いて勝てるのであれば、
競技練習だけやっていればいいです。
そこにウエイトトレーニングなんてやる必要はありません。
ただ、練習とは別にトレーニングを実施するのには、
それなりの理由があるんです。
その理由とは練習だけやるよりも、
トレーニングも実施したほうが、
安全に・効率的良く体力を向上させることができるからです。
まずは安全にという点。
大抵のアスリートがケガをする時は、
ほとんどが競技の練習中か試合中です。
たとえば、ウエイトトレーニングで
重いバーベルを持ち上げたらケガするんじゃないか、
という印象があるかもしれませんが、
他のスポーツ比べてウエイトトレーニングは
傷害発生数は少ないというデータもあります。
それに関してはこちらとこちらの記事をご覧くださいませ。
したがって、競技練習だけで体力向上を図るよりも、
それとは別にウエイトトレーニングを実施したほうが、
はるかに低いリスクで、安全に
体力を向上させることができると思います。
もちろん、ウエイトトレーニングのやり方や負荷の設定
フォーム指導次第では
ケガのリスクが高まることもありうるので、
安全に指導できる指導者がいる監視の下で
適切なやり方でウエイトトレーニングをするのが大前提です。
次に、効率良くという点です。
たとえば野球選手が
筋力をUPしたいと思ったら、
トレーニングをしなくても練習だけをやって
ご飯をたくさん食べていれば筋力は多少UPするはずです。
でも、練習とは別にウエイトトレーニングを実施すれば、
それと同じだけの筋力UPをより短期間で、
あるいはより少ない時間投資で達成することが可能です。
つまりウエイトトレーニングは効率がいいです。
アスリートがアスリートでいられる期間は限られています。
そして、練習やトレーニングに使える時間も限られています。
そうであるならば、より効率的に体力を向上することができる
トレーニングを活用しない手段はありません。
技術練習だけをやっていても、
ある程度は体力を向上させることは可能です。
しかし、技術練習だけで向上させることのできる
体力レベルには頭打ちがあると思います。
負荷設定には限界があるというのもここでは言えます。
先程の例の続きで野球選手が練習だけをやって
ご飯をたくさん食べていれば、
ある程度身体が大きくなって筋力も向上するでしょう。
しかし、練習に加えて
ウエイトトレーニングを継続的に実施したほうが、
はるかに身体も大きくなるはずですし、
筋力向上効果も比べ物にはならないでしょう。
つまり、体力という観点で考えると、
トレーニングを活用したほうがはるかに
高いレベルに到達できるということです。
その点ではウエイトトレーニングは優れているとODAは思います。
だからこそアスリートにはウエイトトレーニングを行う
重要性を感じます。
ということで、アスリートの方々は積極的に
ウエイトトレーニングを選択しても良いのかなと思います。
次回はアスリートがウエイトトレーニングによって
体力を上げることの必要性を述べていこうと思います。