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2021.12.05

同化ホルモンと筋肥大③

KONDOです。
今回も内分泌系ホルモンの話です。
同化ホルモンと筋肥大①IGF-1
同化ホルモンと筋肥大②成長ホルモン
これらの記事とも関連性がありますので
未読の方はまず①②を見てからで。

今回はテストステロンについてです。
IGF-1と成長ホルモンよりは曖昧な感じでなく
理解しやすいかと思います。

テストステロン

テストステロンはコレステロール由来の
ステロイドホルモンであります。
精巣のライディッヒ細胞で合成され
副腎と卵巣でも少量合成しています。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17631518/

周知のとおりですけども
男性の方が分泌量は圧倒的に多いわけで
血中のテストステロン値は女性に比べて
10倍多い
とされています。
これは思春期以降の男女の筋量差に
影響しているとされています。
性差については以下の記事を参照ください。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/7491931/

テストステロンの同化作用の一部は
直接的にタンパク合成を促進し、分解を抑制する
とされています。
この時点で内分泌系ホルモンの中でも
直接的にテストステロンが筋肥大に関与している
と分かりますね。

同化作用は明らか?

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/nejm199607043350101

外因性テストステロン投与は
年齢問わず筋量を大幅に増加させた
としています。
つまりテストステロンの増加は
筋量に明らかに関係性があると分かります。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/11431134/

加えて筋トレが加わると相まって筋肥大が加速します。

ステロイドユーザーたちが
名前は違えどテストステロン系のものを使用するのは
こういうことですね。
男性ホルモンでありますから女性が投与されると
男性化つまりは髭が生えたり体毛が濃くなったりなど
副作用が出てきます。

またホルモンの投与は大変危険であります。
自然に分泌される量よりも
遥かに多いホルモン量が投与されるわけですから
自然分泌能力が落ちますよね。
なので生殖機能の衰えが起きてしまいます。

他のホルモンとの関連

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16189179/

テストステロンはIGF-1の活動を抑制する分泌物を
抑制し成長ホルモンの分泌量を増加させます。
加えてIGF-1などの同化物質を増加させる作用もあります。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21058750/

テストステロンと成長ホルモンの分泌量の増加は
IGF-1増加に相乗効果をもたらします。

まとめ

テストステロンが筋肥大のキーであるというのは
明らかでしょうね。
成長ホルモンやIGF-1との関係性も
複雑でどうやら影響し合っている
そんな感じの理解で良いのかなと思います。


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