中二病に関する研究

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は、”中二病”というものを研究したものです。
そうです、ネタ枠論文紹介です。

論文

”中二病”とは、日本の思春期特有の一過性の精神状態を指す言葉である。
その特徴や正確な定義は標準化されていない。
中二病の認知度が上がれば、中二病経験者の環境改善につながる可能性がある。
本研究では、中二病の特徴と問題点を明らかにすることを目的としている。

日本で314名のオンラインアンケートにボランティアで回答した。
回答者を中二病患者(n=122)と非中二病患者(n=192)に分け、
両群間でアンケート回答を比較した。
さらに、問題のある中二病群(n=82)と
それ以外の中二病群(n=232)の間で回答を比較した。
主な結果は、「中二病を経験したことがある」または、
「中二病を発症したと言われたことがある」という項目への回答に基づいて、
中二病グループを特定することであった。

結果は、中二病グループの年齢中央値は31歳で、
男性が多く(n=79,64.8%)、何か問題があると答えた人の
割合が比較的高かった。
中二病グループは、「学力テストは自分の真の価値を反映していない」と
感じている割合が高く、
「世界に居心地の悪さを感じる」、「空想の友人や彼氏・彼女がいる」と
回答した人の割合が高かった。
問題のある中二病サブグループとそれ以外のサブグループでは
同様の結果となった。
また、中二病に対して、ネガティブな印象を持ってる人は80人(25.4%)、
ポジティブな印象を持っている人は、21人(6.7%)であった。

まとめ

言い方悪いですけど、
こんなことでも論文があると言えます。
エステ業界とかで言う論文があるとは、
これ以下のレベルがザラにあるぐらいです。
この研究を見て「そうなんだ!中二病はこうなんだ!」とか
思わないじゃないですか。
これを美容やフィットネスに置き換えると、
信じ込んでしまったりするじゃないですか。
そうなってしまっては良くないという話です。
論文には何度もブログにしていますが、
エビデンスヒエラルキー(エビデンスレベル)というものがあります。
論文があるから全てが正しいわけではないです
サプリメントでも様々な論文が出ていますが、
効果が確立されているモノの方が少ないです。
Eルチンとかも謎です。
うちのともあき君。

例えばある企業がAという商品を作ります。
この状況ではAはただの製品で何も効果が認められていないです。
そこで企業は大学や社内の人間を使った独自研究として、
お金を払ったりしてAの研究を行います。
この企業は商品を売るために、
商品の効果を研究する
訳なので、
研究の結果にバイアスや忖度が入ります
故に、Aの研究において、
Aの効果は研究前から”効果がある”とほとんど決まっているわけです。
自社製品を「効果がないです!」と謳って
販売していたらただの馬鹿じゃないですか。
結局、世の中そんなものです。

論文があると謳っているならば、
論文を見るべきです。
自社研究とか、自社調べとかは
全くの意味を成さないです。
自社調べとかアンケートレベルですよ。
飲食店のテーブルに置いてある、
接客はいかがでしたか?と同レベルじゃないですか。
効果を求めるならば、
しっかりと調べてお金の無駄遣いを減ら
し、
効果のあるモノにお金をかけるべきです

私たちと違って信神深い人は、
プラセボで効果有るかもしれませんが。
無駄遣いをするぐらいなら、
知識を提供するので、私にカメラ買ってください。


そんな論文が罷り通るならば、
私たちを壺を売り始めるかもしれませんね。

世の中手っ取り早く儲けれるのは、
情弱を対象としたビジネスですかね。

この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。