みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はトレーニング中や後の
頭痛について記事にしていこうと思います。
つい最近、お客さんのHさんが、
頭痛がひどく整形外科に行ったところ、
”労作性頭痛”と診断されました。
これは筋トレ頭痛、運動後頭痛などとも言います。
原因は、運動による血流量の増加と言われてはいますが、
詳しくは判明していないです。
原因は分かっていないと言えど、
和らいだりさせることはできます。
首や顔あたりの筋肉をほぐすと、
良くなったりすることがあります。
Hさんはそれでよくなりました。
では、首や顔のどの筋肉をほぐせばいいのか?
これは人によって違うため断言はしませんが、
可能性が高い部分をいくつか挙げていきます。
後頭下筋群
僧帽筋の上部と胸鎖乳突筋の隙間に見えるのが、後頭下筋群です。
マニアックな言い方ですと”シュルツバンドル”という部分です。
頭蓋と頸椎を繋いでいる筋肉で、
眼球運動とも繋がりがあります。
つまり、デスクワークなど目が疲労しても
動きが悪くなる部分です。
また、この後頭下筋群のあたりには、
神経や血管も通っているため、
どちらもが頭痛などに影響を与える可能性があります。
胸鎖乳突筋
首の横の辺にある筋肉です。
前述の後頭下筋群が固いと、
だいたい一緒に固くなっています。僧帽筋
これは首の裏から、背中の真ん中辺まで続く大きな筋肉です。
これも同じです。
ここまでの記述の3つはそれぞれに影響を与えるため、
同時にほぐすのがいいかなと思います。
咬筋
口の横の辺の筋肉です。
噛み締めたり、歯ぎしりなどあると固くなります。
マウスピースなどで矯正も出来ますね。
側頭筋
耳の上の辺の筋肉です。
こちらも咬筋と同じく噛み締めなどで、
固くなりやすいです。
可能性として挙げたのは、首や顔の筋肉です。
その辺りの緊張によって頭痛は起こりやすいです。
首の大きな筋肉と言えば何が思いつきますか?
僧帽筋が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
では、トレーニングで力んだり、
フォームエラーで力が入りやすい筋肉と言えば?
そうです、僧帽筋です。
サイドレイズとかでエブリデイ僧帽筋の人もいますよね。
では、その辺りのメンテナンスを行っている
トレーニーの方々はどれぐらいいるか?
私の経験上、一人もいないです。
徐々に固くなり、一定ラインを越えると
頭痛として症状が出る可能性があります。
他にも、”頸椎伸展”視線を上げるなどして、
首の裏側に極度な収縮を掛け、
一時的な血流制限後に首を戻すと、
勢いよく頭に血液が巡ることで
頭痛を引き起こす可能性もあります。頭痛が起きてしまった場合は、
とりあえず休んでください。
無理は禁物です。
全然関係ないですが、
今回挙げた筋肉にまとめて刺激を与えてしまうもの。
コロナ禍になりみんな着けはじめた”マスク”です。
皮膚に触れたり、耳に負荷をかけるマスクは
頭痛を起こしやすくなる原因にもなると思ってます。
だから嫌いなのです。
まとめ
力みやすい状況とはどんなときか。
過度な重量を積んだりしても力ますよね。
そういったことも頭痛の原因になり得ます。
脚のマシンなどはとくに重量を積めてしまうため、
そのリスクを伴うことを、念頭に置かず、
過度な重量設定をすると、頭痛が起きてしまうかもしれませんね。