パーソナルジムによく来る肩こりの人

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
当ジムに初めて来られた方の、
大多数は肩こりを持っています

肩こりは首から肩や背中にかけて、
張り、凝りや痛みなどの感じがある状態を指します。
肩こりが酷い人の中には、
頭痛や吐き気まで出ている人もいます。

よく言われる原因としては、
不良姿勢、運動不足、精神的ストレス、
この時期だと冷房も原因
になってきます。
ただ、これらが原因の場合は、
単純に”動けばいい”だけです。
不良姿勢とは、猫背などのことですので、
脊柱系の疾患でもない限りは、
筋肉と意識さえ変えれば良くできます。
つまり、筋トレですね。
運動不足ならば運動。
つまり、筋トレですね。
精神的ストレスは根本原因の解決か、
溜まったものを発散するかで良くなります。
筋トレにはストレス発散にも効果的です。
つまり、筋トレですね。

筋トレしてれば万事解決。

と言い切りたいところですが、
そこまで言い切れる程、簡単ではないです
ただ、わりと運動してれば無くなるのも事実です。
例えば肩こりの理由には前述の他に、
肩疾患や首疾患が原因の場合もあれば、
耳鼻咽喉、眼からもあり得るので、
一概に運動すればよくなります!とは
断言しきれないのです。


様々なメディアで、
ここ押せば肩こりが治ります!などの
謳い文句を信じ、試した方もいると思います。
良くなる場合もあれば、
良くならない場合もあります。

これは、単純に人によって原因が違うからです。
たった一つの事象が原因であると決めつけ、
他への視野が狭くなるのはあまり望ましくないですね。
その”押す”という動作でやるならば、
それこそ、固い部分全部押さないとですね。
結構難しいですね。
筋トレ系で言うならば、
大胸筋を伸ばせば、猫背が治ります!
などの謳い文句です。
猫背の姿勢でも、猫背だけなのか、
反り腰もあるのか。
これもまた人によって違うのに
大胸筋だけで良くなるわけがないです。
股関節側が丸まっても猫背の姿勢になり得ますからね。
そうなると股関節側も必要になってきますね。
と考え始めると難しさも感じ、
分からなくなってきてしまいます。
なので、全身しっかり動かそうぐらいで
考えるのがちょうどいいのです。
動かしていれば気づいたら
肩こりを感じなくなってきたりもします。

個人的にパーソナルトレーナーをやっていて、
肩こりが酷いなと感じるのは、
デスクワーカー、ネイリストなどの
何かを見続けるような仕事の方々。
眼精疲労からの頭痛、肩こりなどを
起こしている方は痛みが強い傾向
にありますが、
だいたい動かしていると良くなります

当ジムには多数いるのですが、
身体を整えつつ筋肉を付けるために、
当ジムに通っている人も居ます。

まとめ

よく凝っている。
と断定する人がいますが、
これは良くない事です。
本人が凝っていると思っていれば凝っていますし、
凝っていないと思えば凝っていないです。
国際疼痛学会が定めた痛みの定義は、
”痛みは常に個人的な経験”と言い、
痛みと侵害受容は異なる現象とされています。
凝っている。と断定され、信じ込めば
凝ってしまうこともあり得るわけです。
つまり、大事なのは本人の感覚です

よくある腰痛系記事
コルセット
腰痛
腰痛2
急性腰痛

この記事を書いた人

アバター画像

KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。