KONDOです。
先日地元の先輩から
「なんか俺の後輩も最近まで社会人だったのに
急にジム開業してパーソナルトレーナーやってるけど
業界的にそんなんばっかで何かイラつくね。」
と言われて悲しくなりましたけど
こういう事実が広まることで
無知な素人・初心者をターゲットにしているジムが
根絶されていくことを願っています。←
いつか豊橋にも資格も有して経験が数年積まれてて
器具にもしっかりこだわったパーソナルジムが
出来てほしいものです。
結局のところ卵は身体に悪いのか①
をまずご覧になってください。
違う文献を見てみよう
前編の①では最新のアメリカの文献を引用し
それだけ見ると
「卵は食べれば食べるほど循環器疾患系リスクを上昇させる」
というネガティブな結論を持ってしまいますね。
ところが正反対の意見も存在します。
結論だけ書くと
卵を週に1~6個食べる人たちはほぼ食べない人たちに比べ
循環器疾患のリスクが最大5%低い。
あれ?①で引用したアメリカの文献と正反対ですね。
寧ろ食べている人の方がポジティブな感じです。
ただこのメタアナリシスの結論的にも
「決定的なことは言えない」としています。
加えてアメリカの文献よりも前の2020年4月のもので
アメリカの文献を含めてのメタアナリシスではありません。
食文化の違い
こんなにも意見が異なるのは何故か・・・
それは卵の食べ方が異なるから、という見方もできます。
我々って卵をどう食べてますかね??
卵かけご飯とか好きな人多いかと思いますが
生卵食べたり、オムレツ(野菜やきのこ)だったり
そんな感じで調理して食べる事多いですよね。
中華とかでもニラやかに玉だとか・・・。
ではアメリカや欧米諸国の人たちだとどうですかね。
イメージで構いませんけど
肉やフライドポテトとか、それこそベーコンの加工肉だとか
それら動物性のモノと一緒に食べているって
イメージありませんかね???
つまり国によって
卵を食べる人の食習慣が大きく異なる
ということが言えそうです。
つまり卵を多く食べている欧米諸国の人たちは
動物性脂肪や脂質を多く摂取しがちで
逆に日本やアジアなどは野菜などを
意識的に摂っている とも見方ができます。
エビデンスに関しては
何かしら結論が出てもしっかりと状況を精査し
鵜呑みにしないことが重要です。
きっと卵を食べることを推奨しない方たちは
確実に最新のアメリカのエビデンスを引っ張ってきて
「卵は危険だ!」って言ってきますから。
どの業界でも1つの事象に対して
すぐ断定的に言いたがる人居ますから注意です。
結局卵は身体に悪いの?
で、結局のところ卵は食べない方がいいの?
1日あたり1~3個食べている人たちは
ほぼ食べない又は意識的には食べておらず
通常どおり食べている人たちと比べると
LDLコレステロール値を8.2mg/dL上昇させた。
とあります。
結論的にいうと
血中のコレステロール値は上昇させるわけで
LDLコレステロール値が高いということは
循環器疾患の危険因子でありますから
その点考慮すると食べすぎは良くない
と言えそうです。
なので統合的に見てみて私個人の意見としては
意識的に1日に5個とか食べている人は
ちょっと考えなおした方が良いかもねって感じなのと
1日1個くらいにとどめて
たんぱく質と脂質は他から摂るべき
と提言しておきます。
身体に悪いわけではなく
申し訳ありませんが結局量が毒に変えるのです。