KONDOです。
今回はサプリメントについてです。
サプリメントとは何か?
まずココの認識が誤っていると全てがダメです。
Instagram等を覗いていると
色々な人の投稿を目にすることができますから
非常に面白いですね。
サプリメントとかのレビューや店の販促などが
成されているのを見たことがありますか??
特に販促文は非常に面白いですよ。
景表法や薬機法に触れないように
上手いこと表現を変えている人も居ますけれど
それでもガッツリとアウトな表現をしている人も
非常に多いのですが
「〇〇を飲むことで美白に」
「1日〇錠でPMS軽減」
「これ1杯でデトックス」
「食事の前に〇錠飲んで食べたことをチャラに」
みたいな感じです。
要するに機能性を謳ってしまっているのです。
アウトです。
それらは単なるアミノ酸であったりビタミンであったり
何かしらのハーブであったりです。
特定の栄養素を摂取することで
身体機能及び細胞が著しく変化することはありません。
もし変化した場合スポーツ界ではドーピングと言います。
つまり薬です。
サプリメントに対して
薬の様な感じで思っている人が多すぎます。
プロテインを例に
ちょうど先日Youtuberで
パーソナルトレーナーになるべく当ジムで鬼の研修中である
Tomoaki Phyisuqueとの久しぶりのコラボ動画で
プロテインに対しての私の見解を示しました。
忙しい人のためにこの動画を要約すると
- プロテインは精製食品
- 肉や魚と同じく必要量を摂れば筋肥大する
- 精製食品だからと言ってもたんぱく質という点では同じ
- 肉や魚などの方が様々な栄養素を含んでいる
- 減量の際は咀嚼しないことなどが起因し痩せにくいかも
ざっくりまとめましたがこんな感じです。
ヨーグルトが発酵された牛乳であるように
プロテイン(ホエイ)は濾過され粉末化した牛乳です。
加工食品と申しますでしょうか。
とにもかくにも原材料から見てただの食品であると
誰でも分かるかと思います。
ということは
プロテインに対して効くとか効かないとかの
機能性を求めるのは筋違いだと分かりますね。
だって、食品ですもん。
筋肥大するも痩せるも太るも
結局は量とエネルギー摂取量そしてその収支で
決まる訳ですからプロテイン自体には
何の効果もありません、ただのたんぱく質。
でも私プロテインを摂り始めてから太った気がする・・・
それはあなたのプロテイン以外の食事内容の
エネルギー収支が超過しているからです。
プロテインは1杯あたりだいたい100~120kcal、
仮にあなたが普段体重維持のエネルギー収支だった場合
そこに100~120kcalが足されるのですから
単純計算すると月に500g体重が増えます。
そういうことです。
というようにプロテインというものは食品であり
あまりサプリメントとして捉えていない人も多いです。
ですが仕事が忙しくて食べてる暇が無い人や
私の様な面倒くさがりの人は
肉や魚をいちいち準備して食べるのは億劫であり
そうなるとたんぱく質不足を引き起こしがちです。
そういうときのプロテインを食材とみるべきか
不足を補う文字通り栄養補助食品としてみるべきか・・・
まあ、こんな感じで「補う」訳です。
機能を求めるな
大切な点です。
私はプロテインが主なたんぱく質摂取源ですが
筋肥大を求めて摂取している訳ではありません。
当たり前ですが飲むことで筋肥大するとは
思っていません。
単純に筋肉を肥大させるには
おおよそ〇gほどのたんぱく質が必要であるから
食事とは別に〇gのプロテインを摂るか、と
なるわけです。
びっくりするかもしれませんが
美容や美白に対してビタミンCの効果を裏付ける
エビデンスって存在していないんですよ。
なのにビタミンCがエステとかでめっちゃ謳われますよね。
ビタミンC自体にそういった作用は無いのですが
ビタミンCもコラーゲンをはじめとする
細胞を作るための歯車になっているので必要です。
つまり材料として摂取する訳です。
そして栄養素が単一で体内に入ったとしても
それがちゃんとその状態を保ったまま
吸収されるかは分かりません。
上限摂取量というものも存在するわけで
摂れば摂るほど良いというわけでもありませんし
一度に特定量以上摂取すると
その吸収率が著しく落ちるものもあります。
↑こういった情報が欠如しているのが現状です。
こういう事細かな情報を根拠を提示しつつ
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