可動域の重要性

みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回はレジスタンストレーニングにおける、
可動域の重要性について、
個人的見解を交えて記事にしていこうと思います。

可動域は必須

まず前提として
筋肥大、筋力を付けていく上で
広い可動域は必須であると考えています。
ただ、闇雲に思いっきり下げて、
思いっきりあげてではないです。
対象筋の限界可動域と考えてください。

これはとあるボディビルダーの話です。
彼はスクワットの深さはパラレル(大腿骨が地面と平行)という
競技者の人がいました。
スクワットにおいては、フルスクワットにならないと
臀筋群の関与率が低いです

彼はトレーニングをトータルで5年程やっていましたが
臀筋群の発達は乏しかったです。
代わりに、パラレルスクワットでは四頭筋、ハムが
優位に関与しているため、そちらの発達はしていました

普通に考えれば分かる事ですが、
使っていない筋肉は育ちません
これは基本的な原則になります。

例外も起こり得る

例外が気になる方は下リンクを一度目を通してみてください。
※1
トレーニングをしていない場合の筋力の維持に関するものです。

使っていない筋肉は育たない当然のことです。
同じ筋肉でも使っていない部分があれば育ちません
使っていない部分とは可動域外の部分です。
なので、筋肉をしっかりと育てる上では
筋肉自体の可動域をフルレンジで確保するべきです。

ただし、それは一種目である必要は無いです
複数種目を組み合わせて一つの部位への
刺激として完成させる

だから、メニューを組むのです。
だから、複数種目を行うのです。
それをわざわざ1つに纏める意味が分かりません。
重量落ちて育たなくなる原因です。

よくある可動域が短くなる種目

・ミリタリープレス(オーバーヘッドプレス)
スタートは鎖骨からです。
決して、口の辺りスタートでは無いです。

・スクワット
四頭ハム狙いならば、パラレルでも問題ないです。
臀筋も育てたい場合はフルになります。

・懸垂
単純に上がっていない
広背筋の可動域とは別の動きをしている

・レッグプレス
プレート積みまくってカーフレイズみたいな人。
カーフを鍛えているのか?

まとめ

フル可動域大事。
筋肥大・筋力において大事。
これ絶対条件。

全然関係ないんですけど、
デッドリフトあるじゃないですか。
みんな床引き出来ないから
ハーフデッドみたいな感じですけど、
床引き出来ないと、絶対腰に負荷のせます。
普通に考えが逆です。
床引きデッドが出来たらハーフデッドです。

この記事を書いた人

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KAMEYAMA

パーソナルトレーナー
NSCA-CPT

ボディメイクを目的に元々トレーニングしてきましたが2020年よりパワーリフティング競技者となるべく自身のスタイルが変わりました。指導内容は解剖学に適切に沿いながらレベルを問わず基礎基本を丁寧に、そして応用やパワーのテクニックを加えて指導します。ボディメイク指導が最も得意としていますが今後はパワーリフティングの指導もできるように精進します。