みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
過去に下半身太りについて
記事にしましたが(※1)、その第2弾といきます。
今回は出産後の下半身太りについて
ピンポイントで記事にしていきます。
なぜならお客様から、
「出産後から骨盤が歪んで下半身太りするようになった」と
言われたことが原因です。
骨盤が歪む・・・?
骨盤とは大まかに寛骨(腸骨、坐骨、恥骨)、仙骨、尾骨
からなるものを総称して骨盤と言います。
つまりは、骨です。
歪むという言葉の意味は
物の形がねじれたり、たわんだりして正しくなくなる。
(参照:webilo辞書)
つまり、骨がねじれたり、たわんだりして正しくない状態を
骨盤が歪んいるという言葉の意味になります。
なんとも物騒な言葉ですね。
ただ、その状態の名前を皆さんは
もっと分かりやすくご存知のはずです。
そう、”骨折”です。
普通に考えて骨が歪むなどあり得ないことです。
1tぐらいの衝撃があればいけるかもしれません。
垂直でいくなら理論上500㎏ぐらいまで耐えれるので。話を戻して、”出産後の骨盤が歪む”について
妊娠後”リラキシン”というホルモンがでます。
このホルモンは筋や靱帯を緩めて、
産道、胎児のスペース確保のために、
骨盤周りをを緩めるホルモンです。
産後1~2ヵ月ほどは分泌が続くため
緩んだ状態が続き、
それ以降、靱帯などが固まりだします。
つまり、妊娠~産後数か月は
元々とは違う位置にあるのが”普通”です。
そのあと元に戻っていくわけです。
もちろんのこと、帝王切開などの、
筋自体に損傷が入ったりする場合は
別として考えてください。
筋や靱帯の固さが戻ったとしても
戻らないものがあります。
それは”筋肉”です。
産後は確実に姿勢が変わっているはずです。
羊水など含め約5㎏分、重心が前になるため、
そのバランスを取るため姿勢を変えます。
姿勢が変われば、筋肉が衰えるところもあれば
過剰に収縮がかかるところもあるわけです。
産前と産後に大きく変わる部分が
筋肉の状態にもなるわけです。
前記事にも書きましたが、
筋肉を産前まで戻してみてください。
たぶん、戻りますという話です。
骨盤矯正とは骨盤を矯正しているのではなく、
骨盤周辺の筋肉をほぐしているだけです。ただの、マッサージです
。
値段が高く設定されている場合が多いですが、ただの、マッサージです。
カイロプラクティック的に言うなら
「腰椎アジャストメント」。
ただ、マッサージということを専門的に
知識がある方々にやってもらえる。
名前は別として、そして、骨盤の位置が変わらずとも
一時的には身体が楽になるのは事実です。
いや、それでも骨盤も歪むよ!という方がいましたら
どの骨の部分がどのように歪むのかご教授願います。
参考文献なども添えて頂けると幸いです。
私は未だ見つけることが出来ていません。
仙腸関節の2~3mmのことを言うわけないですよね。