みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
トレーニング中の怪我というのは
トレ歴が長くなるにつれて、
誰しも、大なり小なり怪我をします。
私も過去に手首や肘など
何度か怪我をしたことがあります。
怪我の中でもトレーニングで
個人的によく聞くインピンジメントに
ついて今回は記事にしていこうと思います。
インピンジメント
インピンジメントとは単純に
”衝突”や”挟み込み”のことを指しています。
なので肩峰下インピンジメントや、
大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)など、
部位に応じて名前が変わります。
インピンジメントを起こす理由は大きく二つ。
・人間の構造上よくない動きをする場合
・人間の構造上可能ではあるが、
骨位置の偏移や柔軟性等の問題で
動作が出来ないのに動作を行う場合
筋トレが原因だとこんな感じではないかなと思います。
過去記事にも載せたやり方や、
上腕骨頭の上方偏移しながらの屈曲など
様々な理由があります。
ただ、はっきり言うとインピンジメントは、
基本的に正しく行えば発症するものではないです。
例えば、一回エラー動作を行いました。
はい、インピンジメントになりました。
こんな事は起こらないです。
単純にエラー動作を蓄積していった結果で、起こるものです。
つまり、未然に防げるものなのです。
違和感は良くないもの
基本的には違和感なく体が動かせれば問題は無いです。
ただ、違和感がある中で、重量を持ち、
動作を繰り返すのが良くないのです。
行いたい動作途中でぎこちないや、
関節で詰まる感覚がある、
あと、普通に筋肉の痛みではない
何か別の痛みがある。
そういった体の”違和感”を
敏感に感じ取り、回避していけばいいのです。
違和感が出て動作しにくい
↓
違和感がでないように何かストレッチしよう
たったそれだけなのですよ。
それを怠るが故に、
怪我をしたるするのです。
ルーティンを決めてやっている人は、
若干違和感があるけど、決めた日だからやろう。
こういったものが怪我を助長させていくのです。
多少休めばすぐ直るのに、無理して行い、
怪我をして長期間筋トレが出来なくなる。
長い目で見たときに、怪我をするというのは
メリットが無いのです。
人間の構造的に難しい動き
過去記事にアップライトロウについては記事にしましたね。
怪我無くやれる方法はあれど、怪我しやすいのは事実です。
小指を上にしてのサイドレイズも同じくダメです。
肩周りのインピンジメントはたまに聞きます。
次に聞くのがFAIです。
FAIでも3タイプありますが、
トレーニングにおいて、だいたい同じで、
理由もだいたいがスクワットです。
よくスクワットを行うときは
”つま先を外に向ける”と言われます。
その理由がFAIを起こさないもあると考えています。
発症したら諦めよう
インピンジメントを発症した場合は、
まずは休むこと最優先にしてください。
痛みがあっても動かす方法はありますが、
あまりオススメ出来ないです。
動かせたとしても、ふとした瞬間に
発症部位に負荷を乗せ、
回復を遅らせ、悪化させるだけです。
ストレッチは行った方がいいです。
動かさな過ぎて、筋の固まりから、
発症部位にストレスをかける可能性も
あるので、適度にストレッチは行ってください。