みなさまこんにちは。
パーソナルトレーナーの亀山です。
今回は〇ahooニュースにて話題になった
「「プロテインを飲んではいけない」健康のために運動する人に多い根本的勘違い」
という勘違いについて記事にしていこうと思います。
一部抜粋してYES/NOで書いていきましょう。
一応厚生労働省のたんぱく質について
載せているので参考までに。
【「プロテインを飲むと腎臓が悪くなる」は本当か?】
NO
摂取量の問題。
一般的な日本人の食習慣において
たんぱく質量が国が定めた適正量を
摂れていない場合がある。
(適正量:男性60g、女性50g)
なので、1杯飲んだところで大して変わらない。
現状はこの量なら問題ないっていうのは
分かっていてもどれぐらいから
問題なのかは明確に分かっていない。
つまり、グレーな部分のため飲み過ぎたら
悪くなる可能性もあるぐらいです。
なので断言はできないはずです。
たんぱく質の摂取で新・国民病(腎臓病)になるみたいですが、
たんぱく質の摂取不足で旧・国民病(糖尿病)になります。
結局、摂取量の問題です。
【人工的なタンパク質が腎臓を悪くする】
NO
人工的なたんぱく質が悪いという研究結果はない。
悪いとすれば量の問題。
つまり、一個人の主観。
菜食主義の肉が悪いに近しい感覚です。
【筋トレをしてもタンパク質を摂取する必要はありません】
NO
筋トレをしなくてもたんぱく質を摂取してください。
炭水化物が多めで、たんぱく質が少なくなりがちな
日本人の食習慣において、意図的な摂取は
健康上必要なはずです。
【タンパク質を摂取しても筋肉はつかないし、運動のパフォーマンスも上がりません】
YES
ニュアンスは違えど
基本的には筋肉を動かしていないと
筋肉は育たないです。
体を動かすエネルギーは、
糖質ですので、たんぱく質摂っても
パフォーマンスは上がりません。
現状、パフォーマンス向上系の
エルゴジェニックエイドは、
クレアチンやカフェインです。
【運動したらタンパク質」は致命的な間違い】
YES
運動せずともたんぱく質は必要です。
3大栄養素に区分されるものが
いらないわけがない。
【プロテインは要らない、肉や魚や大豆で十分】
YES
プロテインはあくまで栄養補助食品。
栄養が足りてれば必要は無いです。
足りてなければ必要です。
ただそれだけです。
腎臓のろ過機能?
足りてなければ関係ないでしょうに。
【「運動時にタンパク質の補給が必要」はまったくのウソ】
YES
一日でたんぱく質摂取が足りていれば必要無し。
そもそもの話で運動時(運動の最中)に
たんぱく質の補給をしている人っています?
EAAやBCAAはあれどプロテインを摂っている人は
あまり見たこと無いですね。
この記事で挙げれた論文は27年前で且つ、
対象が26人とエビデンスレベルが低すぎる。
まして17ページの論文で膨大???絵本しか読んだことないんじゃないですか。
【5カ月間にわたり、アスリートに1日のタンパク質を55グラムに
制限させたところ、筋力は35%も増加】
?
例えば、一般的な運動していない成人男性が
上げられるベンチプレスの重さは平均的に40~50kg前後。
5カ月後に54~67kgぐらいになります。
別段凄い話でもないし、
アスリートであるならば、
今まで行ったことが無いトレーニングを行えば、
生まれ持った運動神経から
簡単に出来る事にも思える。
性別、年齢、運動種目、運動強度、
様々な要因があるはずなのに、
アスリートと一括りは可笑しな話である。
ここでは論文提示してくれてないんですよね。
凄い事みたいに言ってますが謎です。
【プロテインは「販売上のイメージ戦略」】
NO
プロテインは数百を超える研究により、
その効果が認められ販売されています。
この先生の提示する主観や経験則ではなく、
何千人以上を対象にしてきた研究で
効果が認められています。
【「運動をしてブドウ糖が消費されると、エネルギーが足りなくなって筋肉が使われてしまうから、タンパク質の補充が必要だ」】
NO
運動時で必要なのは糖質。もしくは脂質。
【「体のため」の勘違いで逆効果】
NO
たんぱく質量の問題。
【ブドウ糖がエネルギーとして消費されてしまうと、次に使われるのは筋肉ではなく脂肪です】
NO
運動強度、運動時間により
エネルギー供給回路が変わります。
運動強度が高い順に、
ホスファゲン機構、速い解凍、遅い解凍、酸化機構になります。
運動強度が高い状態では脂肪は使われないです。
【スポーツクラブのインストラクターなどが、
「運動をしてブドウ糖が消費されると、
エネルギーが足りなくなって筋肉が使われてしまうから、
タンパク質の補充が必要だ」】
NO
その場合に必要なのは糖質の摂取です。
これに関してはインストラクターの問題です。
スポーツクラブのインストラクターは
専門職ではない、バイトやスタッフが多いです。
その方々にまともな知識を求めるのは
酷というものでしょう。
まとめ
変な情報に踊らされないように注意してください。
あと17ページを超える本を読む様にしてください。
本はこちら。