KONDOです。
今回は「コラーゲン」について解説いたします。
表面的な「美肌のため」みたいな解釈ではなく
コラーゲンとは何か?体内ではどういう動きをするか?
合成はしているのか?などを理解することで
コラーゲンの本質と摂取の仕方が見えてきます。
コラーゲンとは?
タンパク質の1つであります。
ここ、非常に重要なポイントになります。
故にコラーゲンを含んだ飲料水等の
成分表示を見ると例えばコラーゲン5000mgと
表記されていればタンパク質5gという
成分表示内に表記されているかと思います。
そしてコラーゲンでありますのでアミノ酸スコアは0であり
タンパク質摂取という観点では
別の食品で摂取する必要があります。
そしてコラーゲンは複数の種類が存在しておりますが
とりあえず関節・軟骨や肌などに関わりのある
Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型にフォーカスして以下記述します。
体内での合成
コラーゲンは体内で合成されます。
ただ30歳くらいを境に合成能力が落ちます。
「肌にうるおいが~」「関節が~」と言い始める
原因はこれも1つですね。
合成材料
コラーゲンはアミノ酸から合成されます。
そこにはビタミンCが必要となります。
- タンパク質
- ビタミンC
- 水
- 余分にアルギニン
がコラーゲンの材料として必要であります。
タンパク質つまりは肉や魚、卵、プロテインなど
トレーニングしている人なら高確率で
意識的に摂取している食材と
そこにビタミンC個人的には脂溶性ビタミンCを
摂取することで合成材料としていい感じになるわけです。
脂溶性ビタミンCについてはサプリメントがありますので
当ジムのパーソナルトレーナーにお聞きください。
コラーゲンを直接摂取
でも合成能力が加齢とともに落ちるんやろ?
その通りです。
ここで必要になってくるのがコラーゲンです。
ひと昔前までは
「コラーゲンを経口摂取したところで
アミノ酸に分解されるから意味がない」
と言われていました。
じゃあ摂取しても意味無いじゃん。
”ひと昔前までは”
コラーゲンを経口摂取することで
コラーゲンの合成シグナルを高めることになります。
簡単に言うと加齢とともに低下する
コラーゲン合成能力をフォローする様な感じです。
コラーゲンが経口摂取で体内に入ると
分解されプロリンやヒドロキシプロリンのジペプチドになります。
そしてそのペプチドは皮膚繊維芽細胞の細胞増殖を促して
皮膚の再生や骨を強くする効果を持ちます。
コラーゲンを経口摂取することで
コラーゲンそのまま活性を保って機能する
って感じでなく合成能力を高めるんですね。
ということは体内に確実に
上記の構成材料が必要ということになりますね。
その通り。
それが最重要ポイントだね。
最重要ポイント
ファンモンODAの言う通り
構成材料が絶対必須になります。
例えるなら、
大工は居るけど木材が無い
そんな感じです。家、建てれません。
大工が沢山居ても木材ないしは材料がなければ
家は建ちませんよね。
タンパク質をしっかり摂ってビタミンCも十分に摂って
適度に水分補給をしているという
体内の環境にしておく必要が
コラーゲンを摂取する前に重要な事となります。
結局はしっかり栄養素を摂取していないと
色々弊害が出るということですね・・・。
奥が深い・・難しいですね。
だからこそバランスの良い食事をって
言葉で逃げるしかないですよね・・。
肌から浸透?
さすがにコレは無理があります・・・。
ペプチド型になっていたとしても
サイズ的にも無理がある話です。
なんか”生”とか”発酵”とかの形容詞のついた
コラーゲンを添加するメーカーもありますけど
根拠が全くありません。
上記見出し”最重要ポイント”にあるように
栄養素を整えてコラーゲンを経口摂取する
という方法が科学的でも確実です。
ゆえに美容液などにコラーゲンが含まれていても
浸透圧やサイズ的に無理がありますし
仮に可能としても経皮吸収で
コラーゲンの活性や合成シグナルを高めるなんて
あまり考えられない事象かなと思います。
ぼったくりに注意を
コラーゲンドリンクと呼ばれるカテゴリーの製品は
薬局やエステなどでかなり多く販売されていますが
中にはかなり高額な製品もあります。
これは注意が必要になります。
どんな製品でも「高級」だとか謳ったりしますけど
それは本当に高級なのか判断つきませんよね。
実際私の推しのメーカーの製品では1ヵ月分で3~4000円です。
中にはエステ等で販売されているもので
1ヵ月分で1万円を越えるものもありますから
その辺は知識の有無がモノを言ってきますね。
もちろん純粋にコラーゲンの含有率を
極限まで高めた製品もきっとあるだろうと思いますが
美味しく飲ますために砂糖や液糖などの
甘味を大量に使って肝心なコラーゲン含有量が
異常に低いものだって存在します。
品質の良く、コスパの良い
コラーゲンの製品を知りたい方は
ひっそりと教えますね←
遠慮なく聞いてください。
※店頭での取り扱いはありません