ダイエットを行うにあたって
指標を『体重』にしているという人は少なくないと思います。
手軽に測れて、日々の推移も確認しやすいので、
簡単な指標になります。
新規のお客さんやダイエットをしている方で
体重を測り続けると
『体重がなぜか増えているんですが』
『体重が減らないのですが』
などのコメントをもうらことがよくあります。
ここで心得て頂きたい事として、
1日の体重の増減があることに一喜一憂しないことです。
体重というのは指標としてあくまでも1つの手段です。
しかし、体重というのは、
すぐに変化してしまう数字の1つでもあります。
体重の増減に一喜一憂するのではなく、
本当に必要なことは、目標とする理想の身体を
手に入れることであるということ。
食べたモノや動いたことによって体重の増減は起きる。
どんな人にも体重の増減は起こっているのである
まず、体重を1日に何回も体重計に乗るよ~
っていう人は少ないと思います。
1日に何回も体重計に乗ると分かるのですが、
人間は1日の間でも体重が増えたり減ったりしています。
当然ですが、ごはんを食べたり
飲み物をゴクゴクと飲んだ時には
水分量によって体重は増えます。
また仕事中、常に忙しく動き回っていたのなら、
水分が抜けて体重が減ることもあります。
なぜなら人間の体の60%は水分だからです。
もしも、この変化によって体脂肪が落ちるということが
起こってくれたらいいのですが、
多くは身体の中の水分量の変化によって起こっています。
体の水分量が変われば、
体重はすぐに変化してしまうのです。
これをまず第一に頭の中に入れてもらうことが重要です。
体脂肪はそう簡単に減ったり増えたりしない
短期的な体重の変化は、
身体の中の水分量の変化によって起こることがあるという事で
次に体脂肪の話をさせて頂きたいと思います。
ダイエット中の人が食事中に多く言われるフレーズに
こんなの食べたら、太っちゃう!
というものがあります。
この際の太るは、体重が増えるという意味で
使われているのですが、
太るっていうのは体脂肪が増えるってことです。
太る=体脂肪が増えると考えると、
今、食べているものがすぐに
脂肪になるというのは、疑問が浮かぶ所です。
食べ物を食べ、消化吸収を経て、
身体の中に栄養が入って、使われて、
そこで余ったものが体脂肪に変わるのです。
そんなに簡単に食べたものが脂肪になることはありません。
もちろん、炭水化物は、
体水分量の増減が大きいので、体重が増えたりします。
ただ、これは水分による一時的なもので、
その後、ちゃんと適量に戻した場合、体重は徐々に元に戻ります。
体脂肪が増えていない体重の増減は、
そこまで気にしなくても良いのです。
ただ、好き勝手食べてくださいという意味ではありません。
食生活がある程度整っていれば、
そんなに気にしなくても体重が劇的に増えることは無いはずです。
体重計を毎日乗ってて体重が増えていくという人は、
毎日体重を測ることよりも、
今の食生活を改善することに意識を向けることが必要です。
体重よりも気にしたいのは、、、
ダイエットをする人の大きな目的は
体重を落とすことではありません。
体重はあくまでも目安の1つ。
本当に手に入れたいのは、理想の体型や
身体を手に入れることではないかと思います。
であれば、色々な要素ですぐに変化してしまう体重に
一喜一憂するのではなく、
鏡や写真でみる見た目や
着ている服のサイズがどうなっているのかを目安に
自分の身体の状態を把握するのが良いです。
そうでないど疲れちゃう
体重は自分から誰かに言わない限り分かりませんが
見た目そういうわけにはいきません。
自分が何も言わなくても、他人が勝手に判断してしまいますから。
そう考えると、体重よりも見た目や体脂肪、
洋服をかっこよく着こなせるかどうかなどが
重要になるのではないでしょうか?
数字ばっかり、体重ばっかり、着目しているパーソナルジムもあるんだよな。
ダイエットを始めるといつの間にか体重ばかりを気にして
体重を減らすことに躍起になってしまう人が大勢います。
もう一度言いますが、
体重はあくまでも分かりやすい目安なだけです。
ただ、その体重というのは、かなり簡単に増減してしまいます
そんな変わりやすい目安に一喜一憂するのではなく、
自分自身が手に入れたい身体へ近づいているかどうか。
ダイエットをするにはどうしたらいいの?
っていう方は初心者のためのダイエットスタートアップマニュアルを
ご覧ください。