KONDOです。
マシン考察第6弾です。
今回はマシンというか器具ですね!
KABUKI STRENGTHのスペシャリティーバーの1本
The Transformer Bar(セーフティースクワットバー)について。
KABUKI STRENGTHについては雑に語られたコチラの記事で。
The Transformer Bar
KABUKI STRENGTHのスペシャリティーバーベルの中でも
特に変わった形をしていて目を引くこのバーベル。
セーフティースクワットバーと呼ばれる類の製品です。
名前の通り安全にスクワットを行えるバーベルのことで
基本的には厚めのパッドが付いていて直線的な持ちてが
飛び出ている様な形状をしています。
しかしながらKABUKI STRENGTHのは違います。
現状で世界最高
The Transformer Bar(以下TTB)は
大人気ハリウッド映画のワイルドスピードで
刑事のホッブス役で出ているザ・ロックこと
ドウェイン・ジェンソンが自宅にある立派なジムで
使用しInstagramにアップして以降
世界的に爆発的に人気になったんじゃないですかね。
そういった人気のなり方とは無関係に
この構造はとにかく凄いのです。
現状、世界中に存在する幾つもの
セーフティースクワットバーの中でも
世界最高という評価を受けている製品です。
24段階可変!
可変・・・と言われてもピンっと来ないかと思いますが
こういうことです。
スクワット6変化
画像の通り、ヒンジ・ローバースクワット・バックスクワット・セーフティースクワットバー・フロントスクワット・ゴブレットと計6種類、同じ担ぎ方で楽しむことができます。
ピンを差す位置でウェイトの角度が変わり負荷のかかり方がそれぞれのスクワット同等の重心位置に変わり楽しめます。
ウェイトスリーブ4変化
こちらもウェイトプレートを差し込むスリーブ位置を4段階変化させることができます。1~4段階のレベルがあり数字が大きくなるほど遠くになるため負荷のかかり方が強くなりより一層のコアの安定性を求められ難易度があがります。これにより通常のストレートバーでのスクワット時の腹圧のかけ方の獲得や動作の安定性を獲得可能です。
といった様に計24段階の変化が可能です。
角度のついたハンドル
通常のセーフティースクワットバーは
ハンドルがまっすぐ直線的に伸びていて
握る際に肘を上げる必要があり
この動作自体が肩に障害のある方や
不快に感じる人が居るのですが
それを解消する様な比較的長く角度のついた
ハンドルがTTBには付いております。
当ジムのお客さんの中にも少しずつトレーニングによって
改善傾向にある人がほとんどなのですが
やはり初期の段階で肩関節の動作に制限のある人が
一定数居ることは事実で
この様な肩にストレスのかかりにくい構造の
セーフティースクワットバーはかなり重宝されます。
パーソナルジムでの必要性
基本的にこの類の製品は上級者向けでありますし
特にKABUKI STRENGTH社製品は米国で今HOTな
バーベルメーカー(バーベル変態集団)であり
実際はパワーリフティングジム等に置かれることが
多いであろう製品たちです。
パーソナルジムでの導入はかなり珍しいと思います。
そしてこのTTBはギミックな構造をしておりますから
通常正しく動作をしてさえいれば
壊れることはほぼ無いかと思いますが
やはりギミックな部分このTTBの場合はピンの位置等
変な力のかかり方や雑に扱われて衝撃を受けると
壊れやすいのかなとは思います。
故に多くの人が出入りするフィットネスクラブやジムには
あまり向いていない製品かなと個人的には思います。
実際当ジムで指導に用いることがありますが
お客さんも非常にスクワット動作がしやすそうですし
肩関節に障害がある人には特に重宝され
非常にパーソナルトレーナーである我々側も助かる製品です。
パーソナルジムへの導入は逆にアリかもしれませんね。
日本での販売
つい最近まで日本に代理店がありませんでしたので
個人での輸入でしか方法がありませんでした。
自分でアメリカでの集荷依頼や国内の港からの集荷等
色々自分で手配するなどとても大変でしたが
American Barbell Japan社が提携し
代理店として販売を開始しています。
日本国内では2~3月あたりに
数量限定ではありますが導入され始めるでしょう。
当ジムはAmerican Barbell Japanの
公認モデルジムということもあり
一足先に導入をすることができました。
3月以降もかなりレアリティの高い製品ですので
是非体感しに来てください。
こんなド田舎豊橋市に存在することが
よく分からない事態ですから。。。笑