KONDOです。
今回は「筋肉痛」についてです。
筋肉痛のメカニズムに関しては
未だ謎な部分も実は多いのです。
筋肉痛の有無と質
結論から書くと
筋肉痛の有無とトレーニングの質の
相関関係はありません。
筋肉痛が来なかったから
トレーニング効いてないのかな?
こういう発言を聞くことがたまにありますが
そんなことは決してありません。
パーソナルトレーニングにおいては
その人にとって十分な強度で行うはずなので
強度が弱すぎるということはありませんが
楽々こなせてしまうゆるい運動では不十分ですね。
筋肉痛が出やすい動作がある
ズバリ、ストレッチですね。
要するに筋肉がグーっと伸び
負荷がより乗ってくるようなエクササイズは
筋肉痛が出やすいです。
筋トレではなくヨガを行ったことがある人なら
経験した人も居るかもしれませんが
筋肉痛になったことありませんか。
つまり筋肉はグーっと引き伸ばされると
より筋肉痛が起きやすい条件が揃うのです。
ダンベルフライやインクラインサイドレイズ
などがそれに当たりますね。
つまり筋肉痛の有無は
筋トレに慣れれば慣れるほど
こういったストレッチ系種目の多さで
筋肉痛の有無が変わってきます。
あくまでも出やすさの話です。
筋肉痛と筋肥大の相関関係
こちらも結論から書くと
相関関係はありません。
筋肉痛は筋肥大の必須条件ではない
引用元:https://journals.lww.com/nsca-scj/fulltext/2013/10000/is_postexercise_muscle_soreness_a_valid_indicator.2.aspx
筋トレをしてきている人ならば
ストレッチ系種目を多く行えば
重量が軽くてもかなりパンプして
翌日の筋肉痛がかなり強くきた経験を
しているはずです。
筋肥大についての個人的意見
個人的な意見として
どの種目でも対象部位へ刺激を乗せられている
という点は当たり前ですが
かなり重要な点であります。
ゆえにストレッチ種目だろうが何だろうが
ある程度の負荷は必ず乗るわけですし
今後の柔軟性を考慮したとしても
筋肥大を狙うトレーニーは確実に
ストレッチ種目を導入するべきであります。
ゆえに筋肉痛が来た方が良いというより
来る、ということになります。
来ない場合は対象部位への負荷が乗らず
協働筋へ負荷が逃げている可能性大です。
そして激しい筋肉痛が出るくらいに
追い込むといった表現もありますが
個人的にはもちろん追い込みは必要と思いますが
激しい筋肉痛が来て次回のトレーニングまで
間隔が空くよりは週2回ほど
つまり回復ありきの頻度増やせる
トレーニング強度の方が筋肥大には
望ましいのでは、と個人的に思います。
まとめ
ということで
あまりにも生ぬるい楽々こなせてしまう
強度の弱いトレーニングは論外として
筋肉痛の有無とトレーニングの質は比例しない
ということと
筋肉痛の大小と筋肥大の大小も比例しない
ということを理解して頂きたいです。
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