こんにちは。
maison de FLEXER監修者のKONDOです。
今日はダンベルについて!
固定式?可変式?
ダンベルには固定式と可変式がございます。
文字通り固定式は20kgなら20kgのダンベルで
それ以上軽くしたり重くしたりはできません。
それとは逆に可変式には幾つかタイプがあります。
- ブロック式
- ダイヤル式
- プレートロード式
正式な名称は分かりませんが
主にこの3種類です。
ここ最近は可変式ダンベルが沢山販売されています。
背景にはやはり小規模ジム(マイクロジム)や
当ジム同様のパーソナルジムの普及があります。
小規模ということで面積的な理由で
場所をあまり取らない可変式ダンベルを
導入する場合がほとんどです。
ダンベルって何円なの?
面積的な理由の他にコストの面でも
可変式ダンベルを導入するパターンも。
なぜなら・・・固定式のダンベル高い!
いや、まじで笑えないくらい高い。
例えば可変式ダンベルですと、
今現状最も人気な可変式ダンベル
スウェーデン発のFLEXBELLが
2〜32kgまでで約6万円ちょいです。
実際私はこれを使ったことがございますが
よく出来ていて重量変更もスムーズで
ホームジムやパーソナルジムでは重宝するな
って率直にポジティブな感想を持ちました。
ホームジムの方は購入を薦めますね。笑
それとは打って変わって固定式ダンベルは
仮に同じく2〜32kgくらい揃えようとすると
50〜80万円くらいいきます。
(メーカーによって様々です。)
無論OEMの安価は固定式ダンベルですと
20〜30万円くらいで済むとは思います。
そんなん可変式一択やん・・・。
値段で判断したらそうなりますわな・・・。
メリット・デメリット
まずは固定式ダンベルのメリット
- 重心が適切
- 耐久性が高い
- 種目を選ばない
- かっこいい
- 美しい
では可変式ダンベルのメリット
- 値段が安い
- 場所を取らない
ですね。
要するにトレーニング環境の面積が
特に狭くなくてコストも惜しまないなら
固定式ダンベル一択であるということです。
続いて固定式ダンベルのデメリット
- 値段が高い
- 場所をとる
次は可変式ダンベルのデメリット
- 重心にズレがある
- 耐久性が低い
- 種目によっては安全性に不安がある
- 可変1段階の幅が大きすぎる場合がある
- 可変が面倒
あれ?こうして見ると
可変式ダンベルなんか嫌だね
可変式ダンベルの少し怖いところは
例えばダイヤル式やブロック式などは
動作をすると「カシャン」と
若干の音がしたりダンベル自体の構造に
空間があるため重心もズレたりします。
あとはグリップ部分を握らない種目、
例えばプルオーバーやフレンチプレス等は
どちらか一方のプレート部分に
力が加わるため傾きが生じることもあります。
製品によってはそういった使用自体を警告する
注意書きを同封している製品もあります。
安全性を考慮しても固定式だね!
あくまでも可変式ダンベルは家庭向きであり
商用向けではありませんからね。
その辺はしっかり考慮すべきかと思いますし
個人的にはジムと名の付くのならば
ズラーっと並んだダンベルのが
確実にかっこいいです。笑
固定式へのこだわり
maison de FLEXERには固定式ダンベルが
2〜40kg導入されております。
(トレーナーのために
今後とりあえず50kgまで導入予定)
確かに固定式ダンベルを40kgまで
揃えるとかなり高額になりますので
可変式にしてしまえばマシンを
もう1台導入出来ていたでしょう。
ですがやはり上記のメリットデメリットを
見て頂ければわかる通り
安全性や耐久性を優先している当ジムとして
最初から固定式一択でしたし
私自身微妙な重心のズレや可変式の構造の
プレート同士の空間による雑音等が
とても気になるため検討したこともなかったです。
パーソナルトレーニングにおいて
ダンベルは絶対的に必要不可欠な器具だから
こだわるのは必然だね
FLEXBELLなどの様にマイナーチェンジを
繰り返してより一層固定式に近い製品が
リリースされてくるかもしれませんね。
実際の事故
当ジムのお客さんが自宅倉庫内で
ダイヤル式の可変式ダンベルを使用し
トレーニングをしていた際に
動作中にプレートが外れて顔面に
落ちてきた事例が起きています。
このように比較的身近に
故障が起きているので怖いですね。
自分自身でのトレーニングでしたら
それで怪我をしても自己責任ですけど
パーソナルジムではそれは
大きな過失になりますし
重大な事故につながりかねないので
パーソナルジムには可変式ダンベルは
正直導入すべきでないと
個人的には考えています。
こう言った細かな点まで配慮できている
パーソナルジムを選ぶのも
良い方法かもしれませんね⇦